12月2日から7日まで早朝坐禅会(摂心会)を行いました。
2024/12/13
2500年前、インドのお釈迦さまは、苦楽の矛盾を超えた幸福を発見され(中道)、仏陀(智慧と慈悲を備えた最高の人格者)となりました。
このことを記念して、駒沢学園では、地域の方、学生、中高生、教職員皆共に坐禅をいたします。
以下、生徒の気づきを紹介します。
- 朝から坐禅をして心と体がおちつきました。坐禅はあまりする機会がないので参加をして良かったなと思いました。
- 心が穏やかになってよかったです。
- 朝から心を整えて学校生活を送ろうという気持ちにいつもなります。
- リラックスできた。自分と向き合えた気がした。
- 摂心会に参加してから、自分を見つめ直すことができるようになった。また、背筋の伸びが良くなった気がする。来年も時間があったらやりたい。
- 摂心会に3年間、参加し続けることができました。「これで最後になるかもしれない」と思うと寂しかったです。早朝の新鮮な空気を吸って、ただ座る時間の大切さを忘れないようにしたいなと思いました。
- いつもより早く起きるのに最初は厳しかったが段々慣れてきて坐禅している間も呼吸に集中できていい1週間だった。時には自分と見つめ合う機会が人は大事だなと思った。
- 早朝坐禅が始まる前の週まではテストに追われていて、生活リズムがとても崩れていた。そのため、なぜか分からないがイライラし、気分が上がらないことが多かった。しかし、テストも終わり早朝坐禅が始まってからは、朝早く起きるために早く寝るようになり、生活リズムが自然と整うようになったのである。
また、お坊さんの話の中で印象に残っているのは「ただ座っているだけでは何も得るものはない。しかし、座って自己を見つめ直すことに意味がある。」という言葉である。
6日間全てに参加したことだけで満足せずに、これからも自分のリズムが崩れてきているなと感じたら、少しでも自分と向き合う時間を作って、目標に近付いていきたいなと思う。
摂心を通して、達成感や、自己肯定感、周りに支えられていることへの感謝や、自分を客観視する機会となることを願います。