成道会を行いました。
2024/12/16
お釈迦様のお悟りを記念する成道会が行われました。
詩の朗読や、成道会の歌、焼香なども生徒が行い、一緒にお祝いしました。
仏さまに蜜湯、お菓子、お茶をお供えし、供養します。
ご導師のお話し
ここで、ご導師のお話を紹介します。
「形から整えることが本学の伝統で、授業の最初と終わりに挨拶、美しい礼をするということが、ずっと繋がってきた。これを機に自己を顧み、伝統を大切にしましょう。」
「お釈迦様のお悟りは、病気があるから健康が尊い、死があるから生きているということが尊い、ということだった」というお話でした。
お釈迦様は、シャカ族の王子として生まれ、生老病死に苦しむ人生から逃れる道の探究に励み、修行されました。
徹底的に「苦しみ」と向き合い、受け入れることで永遠の「安楽」を見出されたのでした。
生と死、苦しみと楽しみ、幸福と不幸、光と闇……片方を徹底的に見つめることで、反対側の存在に触れ、苦しみは自らが生み出した幻想にすぎない、と気づきます。
そのような教えが仏教ではずっと受け継がれています。
生徒にとっても自己を見つめる機会となることを願います。
散華道場、場を浄めます。
代表の生徒が焼香、献花をしました。
大木惇夫作『釈尊詩傳』の朗読
合唱部の皆さんの美しい声が響きました。