プール開きを行いました。
2024/05/30
5月24日(金)プール開きを行いました。プール開きとは、龍神様に水難が起こらないよう祈ることです。
1年美の組の生徒が代表として参加・焼香をし、参列者全員で、般若心経と消災陀羅尼を読経しました。
最後に、導師の佐々木先生より「目に見えるものと目に見えない存在がある。生きるということは、多様な縁によって成り立っていて、決して一人では存在できない。自然や環境、親や友人など、目に見えるものと目に見えない存在、あらゆる支えがあることに気づき感謝する、それが駒沢学園の伝統です。」というお話がありました。
さて、龍神とは一体何でしょうか。
「龍」というのは水に関する古代の創造の生き物で、水に関わる目に見えない繋がりの象徴、つまり、目に見えない水に関する繋がりを「見える化」した存在で、その存在が繋がりを支配している、その存在が「龍」です。
そして、水は人間にとって「両刃の剣」です。大切でもあり危険でもあります。これから水と関わる前に、災いをもたらすような繋がりに陥らないように、龍神様と協力するつもりで、プールという大切な時間を過ごせるといいですね。また、そういった謙虚さが人間には必要ではないでしょうか。
導師の話にもありましたが、自分だけで存在している、という傲慢を捨てて、あらゆるものに支えられて生かされているという気持ちと同時に感謝する心を育んでいきたいものです。