中学1年生【国語】 “私の心を動かした言葉”

今回は、国語の授業での取り組みについてご紹介いたします。
「空を見上げて」という単元では、震災の被害を受けた中学生たちが人々の言葉によって救われた経験が描かれていました。この単元での学習を通し、生徒たちは言葉が強い力を持っていることに気がつきました。
そこで、生徒たちは今までの自分の人生において自分が「心を動かされた言葉」について振り返り、エピソードを交えて発表する活動を行いました。
私たちが日頃何気なく使っている言葉は、使い方によって人の心を癒したり、傷つけてしまったりします。自分の気持ちを相手に伝えるためには、どんな言葉を使うことがふさわしいのか? 自分のふとした言葉で、誰かが傷ついていないか? 特に中学生の時期は何度もトライ&エラーを繰り返し、だんだんと上手なコミュニケーションの取り方を身につけていくものです。
今回の活動が、生徒たちの言葉に対する意識を高めるきっかけの1つになればと願っています。

(中学1年担任 宇佐美りか)

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