<校長室ブログ>深い悲しみ
2021/11/25

愛知県で中学3年生による悲惨な事件が起こってしまいました。学校として、何かできることがあったのだろうか、あれこれと考えています。
私たち教員は、日々、ひとりひとりの生徒の健康状態、精神状態を注意深く見守っています。見守っているつもりですが、生徒の心を全部読み取ることはできないのです。
最も安心できる環境であるはずの学校で、あり得ないことが起こってしまった事実を受け止め、一層の協力体制で、日々全力で学校教育を続けていくこと、それしかありません。
お亡くなりになられた少年に心から冥福をお祈りしますとともに、ショックを受けている多くの生徒さんたちの心のケアを切に願います。

<校長室ブログ>全力で!!
2021/11/16

りんどう祭当日、生徒はみんな楽しそうで生き生きとしています。
スマホを片手に笑顔で写真をとる生徒たち、iPadではきはきとライブ配信をする生徒たち、クロージング花火に大喜びしている生徒たち。
この日の思い出は、生徒たちの心の中でこの先も色あせることはないでしょう。

コロナ禍であっても、決して今をあきらめない。
「高い理想を目指し、今を全力で生きる」は駒女の教育目標です。
生徒も教員も常に全力で、強くしなやかに輝いて生きていく、そんな駒女スタイルを存分に発揮した一日となりました。

<校長室ブログ>りんどう祭 ~笑顔の花を咲かせよう~
2021/11/09

りんどう祭が2年ぶりに実施されることになり、生徒は嬉しそうに準備にいそしんでいます。
顔が全く見えないほど、段ボールを山のように抱えて登校してくる生徒に「あらあら、転ばないように気をつけて」と声をかけながら、私も、今年のりんどう祭がどのような形で行われるのかワクワク、楽しみです。
お客様を招待することはできませんが、オンライン配信もありますし、まずは、自分たちが楽しんで、かつ達成感を得られることが何より大事ですね。
行事があれば、生徒同士、意見の食い違いやぶつかり合いが発生します。対話を通してそれらを克服してこその成長です。
みんなにとって、実りある笑顔のりんどう祭となりますように。

<校長室ブログ>感動!
2021/11/04

高校2年生の探究型授業、駒女クエストのMFP(My Favorite Project)の論文発表を聞きながら、とても感動していました。こんなにも、論理的かつ表現力豊かに発表ができるものかと。まさに、新しい時代に必要な学びです。
デジタルネイティブと言われる彼女たちが、当たり前に使いこなすパワーポイント(プレゼンテーション用のソフト)も、どれも工夫されたセンスのある見やすいものでした。なかなかの技術です!
私は、校長という職についていながら、大勢の前で発表する前は、いまだ四苦八苦しているので、「うらやましい!わずか16,17歳でこんなに堂々とプレゼンテーションができるなんて!!」と、隣に座っていた教頭先生に思わずつぶやいていました。
頑張った生徒たちに、そして指導してくれた教員に、心から拍手です。

<校長室ブログ>世界に目を向けて。
2021/10/25

私が初めて海外に行ったのは、高校2年生の時です。アメリカのロサンゼルスでホームスティを体験しました。当時、日本ではあまり普及されていなかった食器洗浄機がどの家庭にもあり、アメリカは進んでいるな、と妙に感心したものです。一方、車は、TOYOTA、NISSANがひっきりなしに走っていて、メイドインジャパンをちょっと誇らしく思いました。
あれから40年近くたちました。日本を含む世界の情勢はどんどん変化しています。
「世界に目を向けてほしい。」私が常に生徒に訴えていることの一つです。世界は広い、違う世界を知れば、原点に戻って日本人としてのアイデンティティを見直すこともできるでしょう。
ミャンマーで何が起こっているのか、アフガニスタンでのタリバン政権の復権、中国と台湾の関係も、まずは知ること、関心をもつことから、見えてくるものがあるはずです。

<校長室ブログ>先生たちの夢
2021/10/14

先生方全員と個別面談をしました。テーマは「働き方改革について」でしたが、話はどんどん広がりました。
「生徒の学力を伸ばすため、もっと自己研鑽を積みたい。」
「駒女を、“日本一挨拶する学校”にしたい。」
「クラブ活動の顧問として、コロナが収束したら日曜練習をさせてほしい。」
「通信の大学院で、さらに勉強していくつもり。」
先生方の夢や希望を伺っているうちに、駒女の明るい未来がはっきりと見えたような気がしました。

<校長室ブログ>生徒広報部の活躍
2021/09/30

昨年度より、生徒広報部員を募集したところ、たくさんの生徒が手を挙げてくれました。学校紹介動画の作成や、HPに記事を書く等、自分の学校をより多くの人に知ってもらう活動を行っています。
学校説明会での駒女を紹介するスピーチでは、
「学校自慢、私の一押しは、トイレです!」と、まさかのトイレ推し!?
「駒女の驚くところは、クラス名です。美組、善組、真組、聖組、敬組……不思議でしょう!?」さすが、生徒目線ですね。私たち教員が気にしていないところに念の入れようです(笑)。
何よりうれしいことは、生徒たちが生き生きと楽しそうで、学校に誇りを持っていることが伝わってくることですね。


  • 画像は生徒作成パワーポイントの一部です

<校長室ブログ>校長面接
2021/09/17

今年度も高校3年生の進路に関する校長面接が始まっています。
緊張して言葉がカミカミになってしまったり(私もよくあるので大丈夫(笑))、言い間違えをしてしまったり……といったことがあっても、そんなことは気にせず、堂々と自分の考えや今の思いを伝えてほしいと思っています。
一人一人が、自分が進みたいと希望する進路に向かって、後悔のないように、妥協せず、粘り強く挑戦してほしい、と願うばかりです。

<校長室ブログ>画面の向こうの生徒たち
2021/09/06

感染拡大の社会状況を受けて、オンライン授業が始まっています。生徒は想像以上に(といったら怒られますが……)真面目に授業を受けています。
オンラインによるストレスはありますが、それでも昨年4月の突然の休校時に比べれば、生徒も教員もはるかに慣れていて、対応力のすごさに感心します。
朝礼の時の、みんなのちょっと眠そうな顔がかわいくもあり、私服姿が新鮮でもあり、思わず画面に手を振りたくなりました(*^-^*)
離れていても、つながっています。
学校再開まで少しの我慢、我慢。予定通りに学校を再開できますように。

<校長室ブログ>生徒は学校の鏡
2021/08/27

受験生のみなさまへ

学校を知ってもらうためには、何よりその生徒を見てもらうことが一番です。それぞれの学校が行っている教育は、生徒の姿を通して伝わる、生徒は学校を映す鏡なのです。
それなのにコロナ感染症の拡大のため、オープンキャンパスや学校見学会においても、本校の生徒たちが直接ご案内したり、お話をする機会が少なくなっています。とても残念です。
それでも、コロナ禍の時には、コロナ禍でしか見られない景色があります。このような状況下での本校の学校生活や感染対策の様子をぜひご覧ください。
そして、秋にパンデミックが少し落ち着きを取り戻したときに、自慢の生徒たちをご紹介したいと思っています。

<校長室ブログ>その日が来るまで。
2021/08/19

感染拡大を受けて、夏期セミナーは、オンライン受講にするか対面式にするかの選択制にしています。
学校見学会は実施しておりますが、「外部のお客様をお迎えするときには、必ずフェイスシールドをしてください。」と入試広報部の教員にきつく念を押されました。〈え~、暑いのに!〉というのが心の声です(笑)。
でも、新しいフェイスシールドは眼鏡方式のもので、案外快適で、おすすめですよ。
この状況がすぐに収まるとは思えず、教育を止めない方法を考え、わたしたち一人一人が感染対策を徹底していくしかありませんね。
必ずコロナは収束します。その日が来るまで、みんなで協力をして頑張りましょう。

<校長室ブログ>監督、コーチ、全ての選手たちへ 「ありがとう」
2021/08/04

試合に負けて、悔しくて悔しくて、それでも気持ちを切り替えて、また練習に励む選手たち。これは、オリンピックではなく、本校の硬式野球部の生徒たちの姿です。
全国大会で結果を残すことができず、顧問は「申し訳ない」と頭を下げました。
昨年度からコロナ禍で練習試合を中止にし、練習時間の短縮も。その不自由さをぐっとこらえ、「練習をさせてもらえるだけで幸せだと思っています」とキャプテン。生徒たちは、どんな状況下にあっても感謝する気持ちを大切にし、日々真摯に練習に取り組んでいます。
申し訳ない、どころではなく、こんな素敵な生徒たちに育ててくれてありがとうございます。そしてこんな素敵な生徒たちに育ってくれて本当にありがとう、という気持ちです。