<校長室ブログ>駒女生として……。
2022/04/18

順調に授業が始まり、校舎内には生徒の活気ある声が響いています。
校舎の玄関で、登校してくる生徒を見守っていたある朝のこと、小さい体でよろよろと、かなり大きい重い荷物をもっていた中学生に、ひとりの高校生が声をかけて一緒にかばんを持ってあげている姿を見かけました。
その様子がいかにも駒女生らしいな、と微笑ましく思いました。
困っている人がいたら声をかける、そんな当たり前のことが当たり前にできる人であってほしいな、と思います。
さあ、今日も一日元気に過ごしましょう!!

<校長室ブログ>新入生をお迎えして
2022/04/08

入学式はとても良いお天気でした。校内は、光がさし、桜吹雪が舞い、「おめでとうございます」の声があちこちで響き、学園中が喜びにあふれています。
新入生のみなさま、駒沢学園で光をたくさん浴びて、たくさんの経験をして、あなたらしさを大切に、いろんなことを吸収していってください。
これから、みなさまが大きく成長されますことを確信し、私も楽しみにしています。

<校長室ブログ>令和3年度終了!
2022/03/29

今年度が終了しました。
終業式では、全校生徒に向けて社会科兼仏教科の永井先生から、ウクライナ情勢について特別講演がありました。ニュースだけではわからなかった歴史的な背景について詳しく知ることができ、私自身もとても勉強になりました。その後、各クラスで生徒会の発案による募金活動が行われました。
今年度もさまざまなことがありましたが、生徒も教員も共に成長をすることができたように思います。
お世話になりました。そして、来年度もよろしくお願いします!

<校長室ブログ>平和の種をまく
2022/03/24

山上忌(創立者、山上曹源先生の法要)の後、仏教科の教員からチャットで届いたメッセージです。
「山上忌お疲れさまでした。校歌の1番に「平和」という歌詞が出てきて、今の世界情勢だからこそ、はっとさせられました。山上先生の、平和だからこそ豊かに人間性が育めるのだ、という学園の原点に触れた気がしました。
『戦争が始まるまでに長い時間がかかります。今起こっている戦争の種は、何年も前に蒔かれたものです。今あなたにできることが、取るに足らないことだなんて思わないでください。将来の戦争を防ぐために、今、私たちは平和の種を蒔いているのです。』シスター・アナベル
この言葉に勇気づけられます。そうだ、平和の種まきをすることが教育の役割なのだと。」

教員たちにより平和の種がまかれ、生徒がその種を育てようと、本校においてもさまざまな運動が起こっています。平和の花が未来に必ず咲くと信じています。


  • 昭和8年の卒業アルバムに
    掲載されている校歌

<校長室ブログ>中学卒業式を終えて
2022/03/23

卒業生のみなさま、おめでとうございます。
コロナ禍の中であっても、いろいろなことに挑戦し、一生懸命生きて、一生懸命楽しんで、素敵な3年間となりましたね。
私はみなさまのことを誇りに思います。
これから続く高校生活も、正念・行学一如を軸とし、誠実に、そして強くしなやかに歩いていきましょう。

<校長室ブログ>世界の平和のために……。
2022/03/15

ロシアとウクライナで戦争が始まっています。
私たちに何ができるのでしょう。
本校においても、「戦争についてまずは正しく知る。」「ユニセフや青少年赤十字に募金をしてはどうか。」「NATOとは?国連の意義は?ソ連の歴史など、学ぶことから始めよう。」「SNSで戦争反対! 平和への誓い! を発信する。」「全校生徒で鶴を折って平和を願う。」他、たくさんの声が上がっています。

ひとりひとりの意識によって変わってくることが、きっとあるはずです。
戦争が一日も早く終わることを心から願い、世界の平和のために、今、国際社会がどうあるべきなのかを、そして自分たちに何ができるのかを、ひとりひとりが自身で考えてほしいと思います。

<校長室ブログ>高校卒業式を終えて
2022/03/07

卒業生のみなさま、
幸せな人生をお送りください。みなさまの存在が、社会を照らす光となって、これから先の人類の未来に幸福をもたらしてくれることを信じています。
ともに過ごした大切な日々……。3年間ありがとう! わたくしたちはとても幸せでした。
これからも駒沢学園はここに存在し、みなさまを永遠に応援しています。

<校長室ブログ>健やかな成長と幸せを願って。
2022/02/24

春の訪れを感じさせてくれるように、少しずつ気候が穏やかになってきました。
駒女のお雛様は、23年前、平成10年度の卒業生が記念品として贈呈してくれたものです。
毎年立春を過ぎたころ、健やかなる成長と幸せを願って、丁寧に大切に飾りつけをします。
手作りのひなあられをいただいたり、華道部の生徒が生けてくれたお花が飾られたりと、女子校らしい華やかな雰囲気を感じることができます。
せっかくのお雛様なので、毎年卒業式(3月5日)までは飾ってお祝いをしてから、しまうようにしています。

<校長室ブログ>入学試験合格者のみなさま、おめでとうございます。
2022/02/15

駒沢学園は、温かく希望と光に満ち溢れた学校です。
入学するすべてのみなさんが、幸せに、自分らしく、いきいきと、学校生活をおくれることこそが、私たち教員全員の最大の願いです。
保護者のみなさま、どうかご安心ください。
合格者のみなさま、ワクワクと、楽しみにして、春をお迎えください。
桜の咲くころ、みなさまにまたお会いできることを、楽しみにしています。

<校長室ブログ>中学入試、高校入試が終了いたしました。
2022/02/12

今年は新型コロナウイルス感染拡大がピークをむかえている最中での受験となり、高校入試では雪による交通機関の乱れも心配されました。
無事に終了いたしましたこと、あらゆる関係方面のみなさまに感謝申し上げます。

保護者の「がんばれよ!」というエールを背に受験会場へ向かう受験生や、同じ学校、塾のお友達でしょうか、一緒に笑顔を見せながら来校する受験生も見られました。
未来に向かってチャレンジする姿はとても素敵です。ここに至るまでのみなさまの頑張りに心より敬意を表します。

<校長室ブログ>夢を叶えて
2022/02/07

本校出身の元宝塚歌劇団雪組の沙月愛奈さん、中学の時に担任をしていた私は、優しくどちらかというと控えめな彼女が「将来は宝塚に入りたい、夢ですけれども……。」と話をしてくれたことを、今も鮮明に覚えています。

当時の私はスパルタで、生徒たちに、新出英単語を毎日20個覚えてくるように、高校生になると毎日50個覚えてくるようにと課していました。努力家で徹夜をしてでも必ず全部覚えてくる彼女を見て、身体を壊させてしまうからこの課題はやめよう、と考えを変えたのでした。
「仕事をしている今も同じなんです。課題があると徹夜をしても頑張ってしまって舞台に臨んでいました。」と話してくれました。
駒女に通ってなかったら、きっと宝塚にも入ってなかったと伝えてくれたそのことばは、とてもうれしいです。卒業生である愛奈さんが、“夢は叶う” そう後輩たちに伝えてくれているような気がします。

<校長室ブログ>受験生のみなさま
2022/01/31

入学試験が近づいてまいりました。
このような社会状況の折、受験生、保護者のみなさまは、緊張と不安の中でお過ごしのことと存じます。
本校では、体調を崩された方や感染に不安のある方のために、予備日を設定しておりますので、どうか受験までの残り数日間も笑顔で安心してお過ごしください。

広がる寒空に伸びる木々を見上げると、つぼみや次の芽がしっかりとついていることに気がつきます。春への期待が新しい芽と一緒に膨らんでまいります。
未来のKomajo生をお迎えできることを楽しみに……。
私たちはみなさまを心より応援しています。


  • 生徒作成の受験生への
    応援メッセージカードです