高校3年生【仏教】What is your religion?

高校3年生は仏教科の授業で、世界の宗教について学びます。

まず生徒に、海外に行ったときに「What is your religion?」と聞かれたら何と答えるか、アンケートを行いました。

多くの生徒が「無宗教」と答えると回答しました。

さらに、「自分自身が宗教とかかわりのありそうな行為などは何か」と質問しました。

その一部を紹介します。

「あいさつ」「生きている間のすべての行いが宗教と関係している」「食事の前に『いただきます』と言う」「お盆・お彼岸」「茶道」「お正月に神社にお参り」「お葬式にて経を唱える」「お祭り」「七五三」「お盆」「盆踊り」「お彼岸」「節分」「お食い初め」「クリスマス」「洋式の結婚式」「ハロウィン」「イースター」「クリスマス」「勧誘」「死」「坐禅」「巫女」「しめ縄」……。

ここで矛盾に気づける生徒がいてくれたらいいなと思います。
つまり、「無宗教」と言いながら、普段無意識ではあるが、日常生活は宗教的行為に実は密に関係している、ということです。そのことにまず自覚することが大切だと思うのです。

今後、一年間かけて宗教を学びます。
どこかの団体に所属していないから、という理由で安易に無宗教、と答えてしまうのではなく、もともと内在している自分自身の「宗教性」に気づき、自己と向き合うことができたら、これからの激動の時代においても、振り回されることのない「自分軸」を持って時代の変化の波に乗って生きていけるのではないか、ぜひそうなってほしい、と願っています。

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