モンゴル研修 ~大草原の自然と人々の温かさに触れて~[芸術科 A.S.]

8月1日(土)から8日(土)までの8日間、モンゴルを訪問しました。併設大学の先生からお声がけいただき、中高から高校生2名と引率教員2名、併設大学から大学生4名と引率教員2名の、総勢10名で参加しました。

モンゴルは北海道よりも北に位置していることもあり、8月でもとても涼しく、朝晩は気温が10度台まで下がります。長袖がないと肌寒く感じるほどで、日本の夏との違いに驚かされました。

成田空港を出発して約4時間、ウランバートル近郊のチンギスハーン国際空港に到着しました。この空港は、日本の政府開発援助(ODA)による円借款を活用して建設され、2021年に開港したそうです。また、国際的な航空サービス評価機関であるSKYTRAXから4つ星の評価を受けています。日本の技術や協力が生かされた、清潔で快適な空港でした。

空港をバスで出発し、15分ほど走ると、舗装道路の両側には広大な草原が広がっていました。日本に比べて雨が少ないためか、木々はほとんど見られません。草丈30センチほどの草がまばらに生え、その草を馬や牛が食べていました。

時折、馬や牛が舗装道路を横切ることもあり、そのたびに車の流れが滞り、渋滞が起きていました。広大な草原の中を家畜が行き交う光景に、モンゴルならではの暮らしを感じました。

チンギスハーン国際空港に到着したのは19時近くでしたが、外はまだかなり明るく、日照時間の長さにも驚かされました。そこからさらに1時間ほどバスに乗り、ツーリストキャンプに到着。モンゴル文化教育大学の生徒たちが温かく迎えてくれました。

滞在中はゲルに宿泊しました。ゲルの中は想像していた以上に広々としており、快適に過ごすことができました。

翌日以降の文化体験などの詳しい内容については、壽福先生がまとめてくださったこちらの記事をご覧ください。

また、遊牧民のゲルを訪問するたびに、スーテーツァイ(塩味のミルクティー)やアーロール(牛乳やヤク、羊、ヤギなどの乳から作る、乾燥させたチーズのような食べ物)でもてなしていただきました。慣れない土地での出会いの中にも、訪問者を温かく迎え入れてくれる人々の心遣いを感じました。

モンゴル文化教育大学の先生から教えていただいた言葉に、「馬の足が速かったね」というものがあります。遠方から訪れた客人が思いのほか早く到着したことに驚き、歓迎する気持ちを表す言葉だそうです。

広大な草原に暮らす人々の素朴な笑顔と、心のこもったおもてなし。その温かさは、モンゴルで過ごした日々の中でも、特に心に残る思い出となりました。

芸術科 A.S.

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