大河ドラマ[芸術科 酒井]

皆さんは大河ドラマを見ていますか。大河ドラマは1963年から放送され始め、今年でちょうど70年を迎えたそうです。
私が大河ドラマを年間通して初めて見たのは、今から15年前の2008年、宮﨑あおいさんが徳川13代将軍の正室を演じた「篤姫」の時です。それから「龍馬伝」「平清盛」「軍師官兵衛」「真田丸」「麒麟がくる」など毎年ほとんど欠かさず見ていますが、この「篤姫」は特に好きだったので、メインのテーマ曲を自分の結婚披露宴の入場曲に使いました。今聴いてもやっぱりいい曲です。
大河ドラマの見どころは、内容の面白さやキャスト陣の豊かさだけではなく、その「題字」にもあると思っています。毎年、「今年は誰がどんな字を書くのだろう」と楽しみにしていますが、今年の「どうする家康」の題字は、毛筆で書かれたものではありませんでした。それはそれで素敵なデザインではありますが、やはり、書に携わる人間としては、毛筆で書かれた題字が見てみたかったです。また、ドラマの中に出てくる「書状」や「消息」も現代の書家が当時の書きぶりを忠実に再現しています。そんなところにも大河ドラマならではの良さを感じます。

私の実家は、松平東照宮(松平氏発祥の地)のすぐ近くにあります。そして、我が家の家紋は丸に剣片喰(けんかたばみ)です。どうやらこの家紋は、徳川家の家臣酒井重忠の家紋と同じみたいです。

そのため、母は「我が家は、その末裔に違いない」と言っています。たぶん違うとは思いますが、そういう楽しみ方もできたりするから大河ドラマはやっぱり面白いです。

芸術科 酒井

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