被爆体験伝承講話を聞きました。
2025/10/22
10月18日(土)1時間目、国立広島原爆死没者追悼平和祈念館より、伝承者の細光規江様をお迎えし、広島の被爆者の方のお話をうかがいました。原爆投下により家族を失ったお話は悲しくつらく、平和の大切さを深く実感する機会となりました。講堂ロビーには、広島の高校生が描いた原爆を描いた絵の展示をしていましたが、偶然にも、その被爆者のお話の内容を表す絵が2点ありました。講話後には、たくさんの生徒たちが絵を鑑賞しました。
生徒の感想
- 戦後80年を迎えた今年、広島の被爆体験伝承者の方から今回直接お話を聞くことができて、とても貴重な体験をさせていただいたと思う。一発の原子爆弾によって私よりも年下の子が家族を次々に失っていったと思うと、ただただ心が痛かった。今を生きる上で心に留めておかないといけない事をたくさん学ばさせていただいた。(高校生)
- 原爆が落とされた瞬間の人々の行動や、被爆された方の悲惨な姿を、写真や高校生の絵を通して詳しく知ることができて、とても心が痛みました。私よりも小さな子が自分の家族が被爆した姿に直面するのは、すごく辛かっただろうなと思います。被曝体験者が減ってきている今、細光さんのように戦争を経験していない世代の方が原爆について伝承してくださる事は、とても大切だなと感じました。(中学生)
講話の様子
原爆の絵を鑑賞する生徒たち
※著作権保護のため、絵にはモザイクをかけています。