正念、坐禅を紹介します。

仏教の時間に行う「坐禅」の紹介をいたします。
本校は道元禅師の教えを教育活動の精神的支柱にしています。
仏教の授業の中で、学期に数回は、「照心館」という坐禅堂で坐禅をします。
初めは足を組むことに苦慮している様子ですが、3年後には「なんだか落ち着く」という感想に変化していきます。

ここで生徒の感想を紹介します。

生徒の感想

当たり前のことだと思っていた「今」が、当たり前ではないことなのだなと思った。人間は汚い心も持っている。だけどそういうことじゃなくて自分を外から見て落ち着くことが坐禅なのではないかなと思いました。

「自分の外」という言葉。
これはなかなか日常生活を慌ただしく生活していると気づくことができません。
「坐禅」により、頭で考えている「とらわれ」や「悩み苦しみの世界」の外に出て、どっしり座ることで、「本来の自己」がその場に現れてくるのでしょう。
生徒にとって、日常とは違う自分の発見につながれば、それは生涯の宝物となるでしょう。

  • 只管打坐
    只管打坐

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