令和3年度 りんどう祭が盛大に行われました!
2021/11/12
11月10日(水)りんどう祭が行われ、とても楽しい時間を生徒・教員一同過ごせました。
りんどう祭を終えて
6月15日(火)、第1回目のりんどう祭実行委員会が行われました。お題は「コロナ禍の中、りんどう祭をどのような形態で実施するか」でした。通常通り行うか、オンライン配信にするか……この課題は教員にも生徒にも難題でした。
教員側の出した結論はオンライン配信でしたが、生徒側の意見は通常通り実施でした。会議を重ね、最終的には保護者のみ来校可で通常通り実施することが決定しました。
ところが緊急事態宣言が延長され、それに伴いりんどう祭の延期と保護者の来校禁止が決定しました。それでも去年のように映画祭や発表会にするのではなく、「りんどう祭」としての実施を望む声が多数あったことから、11月10日(水)に1日のみの開催で実施されることになりました。来校者がいないのに装飾をやる必要があるのか、どうやってLive配信をするのかなどいろいろな意見、いろいろな問題が次から次へと出てきましたが、「例年通りのりんどう祭」にこだわって準備・計画を進めてきました(もっとも私はこの学校の通常のりんどう祭というものを知りませんが……)。
数々の不安を抱えながら当日を迎えましたが、華やかに装飾された校舎と、普段とは違う生徒のいきいきとした笑顔を見て、今年度のスローガンである「百花繚乱 ~笑顔の花を咲かせよう~」にふさわしいりんどう祭が迎えられたことを確信しました。制限がある中、生徒たちは本当に色々な工夫を凝らしていて、どの企画も大変素晴らしいものでした。時間はあっという間に過ぎ去り、最後の盛大な花火大会の花火を見たとき、今までの疲れが全て吹き飛びました。「やって良かった」と、心の底から思いました。
たった1日のためにどれだけの時間と労力を費やしたか分かりません。何が正解かも解らない状況の中、何度話し合い、ぶつかり合いを繰り返したでしょうか。でもそれは教員だけではなく、生徒も同じだと思います。手探りのような状態でも1歩1歩進み、行きついた先は最高のゴールだったと思います。来年がどのような状態になっているかは誰にも分かりませんが、今年度のりんどう祭をやり切ったコマジョの生徒・教員ならばどのような状態であっても、また素晴らしいりんどう祭を決行できるものと確信しています。
校友会指導部長 菱山