【中学の英語教育】5ラウンドシステム

中学の英語教育は「5ラウンドシステム」の授業を実施しています。
このシステムを簡単に説明すると、「1年間で教科書を5回勉強する」ということです。1回ではなく、5回です!! では、段階を追って説明します。

1ラウンド
リスニングでお話の内容を聞いて楽しみます。ピクチャーカードを見ながら英語に親しみます。
2ラウンド
聞いた音がどのように書かれるのか確認します。教科書の文章がランダムに並んでいるワークシートを利用しながら、聞き取った通りに順番に並べます。
3ラウンド
教科書を何度も違う方法で読んでいきます。友達と一緒に読んだり、デジタル教材で文字が消えていくのに間に合うように読んだり、感情を込めて読んだり、本当にいろいろな方法で読むことを楽しみます。
4ラウンド
穴あき音読。結構大変です。文章の大事なところが抜けている状態で読んでいきます。物語の内容がよくわかってないと詰まってしまいます。暗記とは違います。英語力が試されます。
5ラウンド
最後にリテリングを行います。リテリングとは、自分の言葉で読み取った内容をしゃべって伝える活動のことです。ここまでに何度も音読をしているので、頭には英語が入っています。あとは実践的に使って英語脳を固めていきます。
さまざまなアクティブが取り入れられているので生徒たちは休む暇もありません。

現在中学2年生は3周目に入るところです。
すでに教科書を2周しているため、ある程度内容を把握しています。3周目では音読を中心とした授業をしていきます。さまざまな音読活動を行い、より深い内容把握を目指します。

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