<校長室ブログ>今年を終えて。
2020/12/25

本当に大切なものは、目に見えないよ。心の目で見なくちゃ。
サン=テグジュペリ作「星の王子さま」の一節にある言葉です。

わたしたちは、日頃どうしても目に見えるものに左右されてしまいます。そして、目に見えない多くのものに支えられ、生かされているのだということを、ときどき忘れてしまうのです。
みなさんにとって、本当に大切なことは何でしょうか。心の目で見つけてください。見えない部分を大切にすることで、人生は豊かになると思うのです。
そんなことを特に思い起こさせてくれる1年でした。

みなさん、良いお年をお迎えください。

<校長室ブログ>コロナ禍の受験生たちへ
2020/12/18

未曾有の危機、コロナウイルス感染拡大の影響により、受験生と保護者のみなさまは、気の休まることのない毎日をお過ごしのこととお察しいたします。

でも、このコロナ禍の時代の受験生だったからこそ、「物事に柔軟な対応ができる」「強くたくましい」と、後々言われるような、そんな未来がきっとくるはずです。
今はつらくても、めげることなく受験を乗り越えてください。
光溢れる春は必ず来ます。

<校長室ブログ>母となった卒業生たちへ
2020/12/09

子育て奮闘中の卒業生と、久しぶりにお電話で話をしました。

自分の子どもだからって、思うようになんていきませんよね。100人いれば、100通りの子育てがあって、みんな試行錯誤しているのです。
反抗期は、大人になる過程。そんな時でも実は、子どもは聞いていないふりをしながら、親のことばをちゃんと聞いていますよ。子どもの心には届いているのです。
愛されて育った子どもは、人を愛し周囲を幸せにすることができます。
大丈夫。母親として自信をもって、大きな愛で見守ってあげてください。

<校長室ブログ>彩り華やかな少女たち
2020/12/04

中学生の「着付けと和小物作り」の授業発表を見せてもらいました。
着付けの美しさもさることながら、そのプレゼンテーションの立派さに感心しました。
浴衣の帯は、「花文庫」と少し大人びた「片流し」、2種類の披露です。とても可愛らしく華やかな雰囲気で、(めずらしく?(笑))女子校らしい一面だな、と感じました。中学生も、服装で、大人っぽくなったり、おしとやかな雰囲気になったり……不思議なものです。
TPOをちゃんと身に着けた大人女子に成長してくださいね。

<校長室ブログ>木の葉を見て。
2020/11/24

校内を歩いていると、廊下に、木枯らしにのって舞い込んできた落ち葉が……。感染症対策で、あちこち窓を開けているせいですね。
自然豊かな駒沢学園で、今年はまた、例年と違った秋色を感じました。

「例年と違っていて、不便もあるけれど、学べたことのほうが大きいと思いたいです」とは、生徒のことばです。
再び、コロナウイルス感染が拡大していますが、私たち人類は、このピンチを学びととらえ、きっと乗り越えられると、私も信じたいと思います。

<校長室ブログ>正念
2020/11/13

本校の建学の精神である正念とは、坐禅のことです。坐禅は、ただひたすら真っ直ぐに座ります。右に傾いたり、左に傾いたり、前かがみになったり、ふんぞり返ってはいけません。それは、私たちの生き方も同じです。でも、世の中、曲がっていることもたくさんあり、私自身も、右にそれたり、左にそれたり、なかなか真っ直ぐではいられないのです。だからこそ、今をただひたすら、一生懸命真っ直ぐに生きようとする気持ちを忘れてはいけない、と思うのです。
生徒のみなさんにも、真っ直ぐな姿勢、真心で生きていくことの素晴らしさ、大切さを知ってもらいたいと思っています。


  • 終礼時に正念をしている様子

<校長室ブログ>修学旅行、行ってらっしゃい!
2020/11/10

Go To USJ!
みなさんが、この計画を喜んでくれて、(発表した時)歓声をあげてくれて、私たち教員も、何よりうれしいです。
修学旅行は、あなたたちにとって、中学時代、高校時代、それぞれたった1回きりのものですから、場所も変更し、期間も短くはなってしまったけれど、精一杯楽しんで、青春の思い出いっぱい作ってきてくださいね。
そして、忘れてはならないことは、周りの全ての人たちへの感謝の気持ちですよ。

<校長室ブログ>心のふるさと
2020/10/28

先日、母校のHPを見ていたら、オンライン音楽の授業で、校歌がアップされていました。懐かしく、思わず一緒に歌ってしまいました。高校を卒業して何年たったでしょうか。それでも、しっかりと歌える自分自身に感動です。当時の記憶もまざまざとよみがえってきて、コロナ禍が落ち着いたら、母校を訪ねてみたいな、と思いました。

学校は、卒業して何年たとうが、心のふるさとです。私の母校と駒女では、バックボーンにある宗教は違うのですが、共通している大事なことがあるように思います。そこには、変わらぬ建学の精神があり、卒業生を応援し見守っている教員が存在します。思いを引き継ぎ、学校を愛し、挑戦し続ける教員がいるのです。それが私立学校の素晴らしさであると、私は思っています。


  • 20代から順に60代まで、教員が行進

<校長室ブログ>コロナ禍の時代だって、楽しみたい!
2020/10/21

「こまざわ秋のポン祭り~Komajo映画祭~」に向けての準備で、今、放課後はとてもにぎやかです。この時ばかりは無礼講と、血糊をつけてトイレで撮影をする生徒(周りの人をびっくりさせないように!)、校長室を撮影場所に使わせてほしいと交渉にくる生徒(OK、交換条件は勉強も頑張ることね!)男装するからと、担任の先生からネクタイをとっていく生徒などなど。各クラス工夫を凝らして準備中です。

どんな時代だって、強くしなやかに、変化に対応して行事を楽しむのが駒女生です。
そんな生徒たちを見ていると、予測できない未来もきっと明るいものだと、私は信じられるのです。

<校長室ブログ>高校3年生にエールを!!
2020/10/12

進路選択にあたって、高校3年生と校長面接中です。
「SNSが当たり前になってきた現代において、言葉や気持ちを簡単に伝えることができる一方、誹謗中傷も増えてきていると思います。何故、人は心無い言葉を投げかけるのだろうか、メディアと人間の心理について、深く学んでいきたいんです。」
真っ直ぐな瞳で語ってくれます。
みんな、ガンバレ!

<校長室ブログ>教育実習生を送り出して
2020/10/01

自らの教育実習を振り返ると、若かりし自分の不出来な姿に赤面します。
指導案通りに進められず、まごまご……。そんな私を励ますかのように、大きな声で英語をリピートしてくれた、あの時のつくし野中学校の生徒さんたち、本当にありがとう!!
あの日の経験が、後の長い教員生活の第一歩であったのだと感慨深く思います。感謝と恩返しの気持ちで、精一杯、後進の指導に当たっています。

実習生のみなさん、この経験はあなたの人生の宝となるでしょう。大きく羽ばたいていってくださいね。

<校長室ブログ>こまじょのつぶやき
2020/09/24

駒女の先生たちは、個性派ぞろいです。
落研出身の、人を笑わせることが大好きな数学の先生であったり、大阪弁がド迫力の、おもしろい理科の先生であったり、天海祐希にちょっと似ているキレッキレの英語の先生など……。
そんないろんな先生たちのちょっとしたつぶやきを、毎週HPに掲載する予定です。
楽しみにしていてくださいね。