<校長室ブログ>秋の訪れ

校内の花壇にはきれいな緑色のカマキリが……、そして校舎の階段では、バッタがよたよたと移動しているのを発見しました。暑いとはいえ、秋の虫が少しずつ蠢いてきているようです。
「ゐなくなるぞゐなくなるぞと残る虫」
俳人矢島渚男さんの俳句です。虫の音が、秋から冬になるにつれて、だんだんと小さくなっていく様子、虫が、“もうすぐいなくなるぞ”と脅迫しているみたいな、面白い句ですね。
秋の季節の短さ、虫の命の儚い美しさを思いながら、迎える秋を楽しみたいと思います。
生徒のみなさんも、たまにはブルートゥースイヤホンを外して、自然の音に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。

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