本学科の専任教授、准教授、講師が健康栄養学科で行う講義を、高校生およびご父母の方々を対象に解り易く解説する企画です。講義の模様をビデオで見ることができます。大学の講義を体験してみましょう。
少子・高齢化時代に伴う医療費高騰は深刻な課題であり、地域における保健・医療・福祉の統合計画とした医療制度改革が行われている。現在の日本の主要死因は悪性新生物、心疾患、脳血管疾患、また主要疾病は高血圧、糖尿病、悪性新生物とした生活習慣病である。
生活習慣病は生活改善によって予防や改善が可能であり、保健・医療・福祉の連携で人間の一生を通じた健康づくり政策が国(厚生労働省)、県(本庁・保健所)、市町村(本庁・保健センター)で行われている。食生活・栄養、運動、喫煙などとの関わり、特に食生活・栄養との関わりが強く(科学的根拠)、管理栄養士の活躍が期待されている。地域住民を対象に保健所・保健センターの管理栄養士が行う食生活・栄養を重視した健康の保持・増進、疾病予防の為の健康づくり支援活動が公衆栄養であり、公衆栄養活動で医療費の削減が可能ともいわれる程である。
オープンキャンパスでは、①公衆栄養とは・・ ②朝食の役割・必要性について主要死因のスタートである肥満(メタボリックシンドローム)の問題、および特定地域における学童の健康状態と食生活・栄養との関係を通じて紹介します。
早寝、早起きで朝食を毎日食べましょう。
私、あなた一人ひとりの努力で私、あなたの生活する地域が元気になります。
↓オープンキャンパスに是非、お越しください。お待ちしています!
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生活習慣病では、おなかの内臓のまわりに脂肪が蓄積した内臓脂肪型の肥満が問題になっています。内臓脂肪型肥満は、①血糖の異常 ②血圧の異常 ③中性脂肪やコレステロールの異常などの原因となります。これらの異常のうちいずれか2つ以上をあわせもった状態を、メタボリックシンドロームといいます。内臓脂肪が過剰にたまっていると、糖尿病や高血圧症、脂質異常症といった生活習慣病を併発しやすくなります。
メタボリックシンドロームという名称は、1999年にWHOが提唱したもので、日本では、2005年に独自に診断基準が作られました。その後、2008年4月から、生活習慣病の予防を推進するための施策として「特定健診(特定健康診査)」が開始されました。
この特定健診でリスクが高いと判定された人に対する生活習慣病予防策の一つとして、特定保健指導による食生活の改善があり、現在、管理栄養士は指導者となり生活習慣病の改善に全力を注いでいます。
今回は、メタボリックシンドロームはどのような過程で起きるのかをMRI写真等を用いて説明し、またその状態を改善させるための栄養、食生活、運動などの方法を解説いたします。
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日常生活の中で耳にする言葉、その一つに「栄養」があります。今回これに「学」をつけた「栄養学」について考えてみたいと思います。
「栄養学」ってご存知ですか?
聞いたことはあるけど…。
単語として見たことはあるけど…。
そうなんです。確かに何処かで聞いたり見たりしたような単語ではありますが、説明しようと思うと難しいですよね!
ということで、皆様と一緒に栄養学を探しながら考えてみました。
「栄養とは?」「栄養素とは?」そして本題である「栄養学とは?」「これまでの栄養学」「これからの栄養学」そして、実は栄養学とかかわりの深い学問である「公衆衛生学」「解剖生理学」「調理学」「基礎栄養学」「応用栄養学」「栄養教育論」「臨床栄養学」「公衆栄養学」「給食経営管理論」等に話が進んで行きます。
このように「栄養学」とは大変面白い学問だと思います。一人でも多くの方にその楽しさを知っていただければ幸いです。
なお、これらの科目を専門的に勉強することで取得できる資格に「栄養士」そして「管理栄養士」があります。
駒沢女子大学人間健康学部健康栄養学科も卒業と同時に「栄養士」と「管理栄養士国家試験受験資格」を取得できる施設の一つです。
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東日本大震災や原子力発電所事故におきまして、被害を受けられました皆様に、心からお見舞い申し上げます。そして皆様の生活の一日も早い復興をお祈りいたします。
私は日本栄養士会の要請により、被災地である石巻市へ出向き、今まで病院に入院していた患者さんや在宅患者さんへの栄養状態の改善を行ってきました。そこでは、新聞やテレビで見ていた情景を目の当たりにしました。
衣食住という言葉がありますが、今回の被災者はこれらすべてを失われただけではなく、大切にされていた家族、親族、ペットなども失われました。精神的にも肉体的にもバランスが崩れている被災者の方の中には「食べる」という行為をも避けてしまう方もおられました。このような状況下では、管理栄養士は目の前にいる人々の個々の体調に合わせた食事を考え、提供することが大切です。低栄養状態や過剰栄養などに陥らないように、栄養状態を確認したうえで適切な食事の提供と指導を考えなければなりません。
そこで、今回の体験授業では、私自身がはじめて体験した被災地の状況と、管理栄養士が医療チームの中でいったい何ができたのかについてお話しいたします。また、被災地で目立った栄養障害とその改善についても、臨床栄養学の立場でお話しいたします。
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新しい時代に求められる管理栄養士は、食物の専門家のみならず、医療従事者の一員として積極的に医療の現場で活躍することが求められるようになりました。具体的には、人々の栄養管理のための献立作りはもちろんのこと、病気にならないための食事、病人の治療としての食事療法を行い、患者さんと直接対応することになります。このような責任ある仕事を行うためには、正確な医学の知識と正しい判断力を身につけることが必要です。
本学科では、ヒトの体の構造や、生理機能をはじめ、色々な病気について必須科目として勉強いたしますが、これらは、医師の免許をもつ現役の医師・医学博士の3人(2人が常勤、ひとり非常勤)が担当し、責任をもって指導する体制を整えております。例えば、心臓の不整脈、心不全など、死に直結する病態も、食事療法で治すことが可能ですし、病気の悪化を防ぐことができます。もし、正しい栄養管理がされていない場合は、病気は悪化し、病人は非常に重篤な病態に陥り、ひいては命を落とす危険さえ生じてきます。管理栄養士の活躍が大いに期待されるのです。
本日は、循環器の専門医である私(川野)が、心臓の解剖・生理機能の話として「心臓はどのように働いているか知っていますか?」というタイトルで心臓が動くメカニズムや心拍のリズムの異常がどのように調節されているのかを、基本的なことからリズム異常(不整脈)まで解りやすく話したいと思います。また恐ろしい突然死をもたらす心筋梗塞の病態についてもお話しいたします。
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「解剖生理学」という言葉を聞くと、なにやら難しい、わかりにくい科目という堅いイメージをいだかれる方が多いと思います。実際、管理栄養士養成学科では最も難解な科目の1つであり、国家試験でも問題が難しいと感じている学生さんが多いようです。
最近では様々な医療技術の進歩により、病気の早期発見が可能になってきていますが、病気にかかる以前に「病気を予防すること」が重要です。管理栄養士は、医師や看護師、薬剤師と協力して健康人の病気の予防や、患者様の治療に関わっていくことが求められます。すなわち、メディカルスタッフの一員として、ベットサイドで様々なディスカッションをする必要があります。従って、人体の構造と機能、そして病気に関する専門的知識が必要となります 。
「病気」に関することは、「病理学」や「臨床医学論」で学習することになりますが、その前に、人体の構造と機能に関する知識、言いかえると、「正常な人間はどのような構造からなっているのか、それがどのように機能しているのか」ということを知っている必要あります。「解剖生理学」ではこうしたことを勉強していきます。
講義では、内容を羅列してただ覚えることよりも、考えながら理解し覚えていって「知識を体系化する」ことに主眼をおいて、いっしょに勉強していきたいと考えています。
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日本では、食育基本法が平成17年に施行されました。なぜ、食育基本法が制定されたのか、その背景には、私たちの国の「食」に関する様々な問題があることがあげられます。具体的には、栄養の偏り、肥満や生活習慣病の増加、過度の痩身志向、さらに、新たな「食」の安全上の問題や「食」の海外への依存などの問題です。そこで、“食育”が、子どもたちのみならず、あらゆる世代に必要だと考えられるようになってきました。
駒沢女子大学では、様々な食育活動を実施しています。今回は、 “地域における食生活の改善の取り組み”として実施した、「親子食育教室」や「食育フェスタに出展した栄養クイズブース」での内容や成果をご紹介いたします。
最近では、様々なスーパーやコンビニエンスストア、レストランなどで、管理栄養士が監修したお弁当などが売り出されています。なぜ今、管理栄養士が監修する商品が増えているのでしょうか。この背景には、30~50歳代男性、いわゆる働き盛りの世代に“肥満”が増えていることがあげられます。肥満は、食事からのエネルギー量が運動や日常生活で消費される量を上回ることによって引き起こされます。肥満は、糖尿病、高血圧症、脂質異常症など様々な生活習慣病の原因になります。そこで、働き盛りの世代の食生活を改善するために、エネルギー量などに配慮したヘルシーメニューを提供しようとするお店が増えています。
ヘルシーメニューを開発するにあたって管理栄養士が持っている専門的な知識が求められています。今回は、実際に管理栄養士である健康栄養学科の教員が関わった商品開発についてご紹介いたします。
今回体験して頂く「調理学実験」という科目は、調理学で学んだ理論を実際に検証することで、測定・観察・分析・評価などを行うことにより、食品を最適な状態に再現性良く調理することが可能な素養を身につけることが目標となっています。また、調理は科学現象をうまく利用している部分が多く、これを理論的・科学的に理解することが必要となります。本実験では、米の吸水試験・炊飯試験やスポンジケーキの膨化試験など各種実験を行うことで、調理のコツを科学的に捉え、食品の扱い方や調理性を学んで頂く授業となっています。
そこで、本日の体験授業では「調理学実験」を行う上で重要な評価方法の一つである官能評価について学んで頂きます。実際に官能評価法の一つである2点比較法を行うことにより、ある呈味物質における濃度差を識別する手法を理解すると共に自己の識別能力も認識して頂きます。
▼体験授業2011年度のラインアップ
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