コマジョクリエ「調布ヶ丘賃貸住宅プロジェクト」の建設現場を見学しました

学生提案の企画・設計による「調布ヶ丘賃貸住宅プロジェクト」の現場見学会が行われました。2016年に開始した株式会社東都・株式会社創建と大学の3者による産学連携課題「コマジョクリエ」は、インテリアデザインスタジオ(空間系)と建築デザインスタジオの3年生の合同授業で取り組み、プランが採用された3名の学生と担当教員で、今回の見学会に参加しました。※

  • 連携企業の方々から建設現場の進行状況の説明を受けます。
    連携企業の方々から建設現場の進行状況の説明を受けます。
  • 見学前に渡されたヘルメットを被って期待が高まります!
    見学前に渡されたヘルメットを被って期待が高まります!

現場は調布駅から徒歩10分程の場所にある閑静な住宅街です。すでにコンクリートの構造体が完成し、内装の工事が開始されています。3階建ての上階から順に見学し、鉄筋コンクリート構造体だけの状態から内部の間仕切壁が入った状態まで、工事の進行に合わせた空間の変化を体験するように現場を見学させていただきました。

  • コンクリート構造体だけの状態(3階)
    コンクリート構造体だけの状態(3階)
  • 間仕切り壁の下地などが取り付けられた状態(2階)
    間仕切り壁の下地などが取り付けられた状態(2階)

コンクリートの構造体だけの状態では実際の空間の大きさを把握しにくいのですが、間仕切り壁が入ると一気に空間のスケール感がわかるようになります。それぞれの学生が提案したプランが実際の大きさとなって体験できる初めての機会であり、学生達は大きさを確かめたり写真を撮ったりと大変嬉しそうでした。

  • 空間が出来上がっていく様子に興味津々の学生たち
    空間が出来上がっていく様子に興味津々の学生たち
  • キッチンカウンターの取り付け高さなどを目で見て確認しました。
    キッチンカウンターの取り付け高さなどを目で見て確認しました。

ある部屋では、造作家具の取り付ける高さを再度確認しました。すでに図面やスケッチで寸法が決められていても、実際に現場で見て高さや位置を再検討し、必要に応じて修正することで、より望ましいデザインに近づけることができます。デザインにおいて現場の大切さを学ぶ、貴重な体験となりました。

  • 見学後の現場前で。完成が待ち遠しくなりました。
    見学後の現場前で。完成が待ち遠しくなりました。
  • 連携企業の店先で自分たちの物件募集広告を発見!
    連携企業の店先で自分たちの物件募集広告を発見!

建物は来年2月に竣工する予定で、入居者の募集も開始されています。無事に建物が完成し、入居者に喜ばれる賃貸住宅が誕生することを、学生・教員一同で心待ちにしています。

担当教員:太田、神村、橘田、佐藤、三戸、茂木

これまでのコマジョクリエの活動は、以下をご参照ください。

  1. ※ 本内容は、住空間デザイン学類の前身である住空間デザイン学科の学びについて紹介しています。
    住空間デザイン学類での学びの参考にしてください。

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