学年坐禅を行いました。

駒沢学園では、各学年で坐禅をする「学年坐禅」を年に数回行います。
5月15日(水)は、高校2年生の学年坐禅でした。
時間としては20分弱。五月晴れで、清々しい空気の中、最適な環境の中で坐禅ができました。
もぞもぞする生徒、下を向く生徒、胸を張って頑張っている生徒……坐禅をするとむき出しの自己が露わになります。

  • 調身(まずは姿勢を整えます。)
    調身(まずは姿勢を整えます。)
  • 只管打坐(ただひたすら坐ります。)
    只管打坐(ただひたすら坐ります。)

ところで、なぜ坐禅をするのでしょうか。
坐禅は、体を坐禅の形に整え、その体が心を整え、それを毎日繰り返すことによって、心と体の主人公である人間(皆さん)が、人生を主体的に生きていくための基盤を創っていくことにつながります。いつどんな場所でも、主人公として生きる、それが「随処に主となる」(『臨済録』)という意味であり、これが駒沢学園の精神です。
坐禅の後、学年の生徒指導から、このことに関してお話がありました。

駒沢学園の建学の精神は「正念」と「行学一如」です。
「正念」は今の心を一つに止めること、身体を整えることで、本来の自己に気づくことです。
「行学一如」は日常生活に正念の心を生かすことです。
本校の昇降口付近に書が掲示してあります。
「修証一等」(道元禅師『正法眼蔵』)
(あなたはもともとすばらしい存在なんだよ、だから努力し続けることが大切なんだよ)
これはどういうことでしょうか。
他人との比較を一切せず、そんなものは関係なく、もともと素晴らしい自己であり、だからこそ、それを日常生活に現していくことが大切だということです。
もともと素晴らしいから何をやってもいい、胡坐をかいて惰性的に生きていいのではなく、主体性を発揮して生きていく、これがポイントです。

  • 道元禅師の言葉「修証一等」
    道元禅師の言葉「修証一等」
  • 書道担当の酒井先生が書いてくれました。
    書道担当の酒井先生が書いてくれました。

ぜひ坐禅を通して本来の自己に気づき、本来性から思いやりや真心を日常生活で発揮していく人に育ってもらいたいです。

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