高齢者住宅の除雪ボランティア活動を行いました。

2月17日(金)から19日(日)の3日間の滞在期間を通して、福島県西会津町内の豪雪地帯において高齢者住宅の除雪ボランティア活動を行いました。また、農家民泊体験によって雪国での生活体験をするとともに地域の方たちとも交流を深めました。このボランティア活動は、東日本大震災の風評被害払拭事業の一助になりたい思いから、昨年までアクティ部のクラブ活動として取り組んできましたが、学生からの要望により今年度は大学全体の取り組みとなり学生16名、教職員4名が参加しました。

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1日目は、朝8時に貸切バスで新宿を出発し、到着後は廃校になった中学校を利用した国際芸術村を見学しました。アートディレクターの方からお話を聞き、芸術を通した国際交流や都市と地方を結んでいる大切な交流の拠点場所であることを教えていただきました。夕方からは、西会津町の若者まちづくりプロジェクトメンバーと町おこしについて語り合いながら交流を深めました。

2日目は、3班に分かれ奥川地区・冨士の郷にある高齢者宅の除雪活動を行いました。この地域は高齢化が深刻で除雪作業は住民の大きな負担となり、地面の雪が屋根とつながってしまうと家が壊れてしまうとのことです。ジョセササイズ協会の方から、スコップの持ち方や疲れずに除雪できる動作などを教わることで、どの班もスムーズに除雪作業をやり遂げることが出来ました。この『ジョセササイズ』とは、今まで雪国の冬の間の辛い労働であった除雪を、ポジティブに捉え直して人にも喜ばれ自分の身体にもいいエクササイズにしてしまう、という新しい考え方の除雪です。

昼食には地域おこしに取り組んでいる団体「西会津冨士の郷」の方と交流を深め、郷土料理を堪能しました。夜は、班ごとに泊めて戴くお宅で夕食作りを手伝いながら家族と交流し、雪国での生活を体験しました。

3日目は、地区で最高齢の方から「藁つと納豆」の作り方を教わりました。現地の人たちと和気藹々と交流しながら納豆づくりを楽しんだ後、みんなで集合写真をとったりして別れを惜しみながら西会津町をあとにしました。

福島県の山間部に位置する西会津町では、震災による風評被害も伴い、人口流出と高齢化がますます進んでいます。そのため、以前よりも雪との共生が難しく(一方ではあきらめ)なってきたと言われています。それを象徴するように、私たちが現地に入る前日には、除雪が滞った家屋が倒壊し、尊い人命が失われる事故が発生していました。このような状況の中で行った除雪ボランティアは、地域の方々からとても喜ばれ、単なる人員投入以上の意味をもった活動になったと思います。地域の方々が下ろした雪を学生が水路へと運ぶくり返しの作業中にはたくさんの会話が生まれ、地域の方々と温かな交流をもつことができました。また、農家への民泊では、都心では体験し得ない山間部ならではの生活を知る機会となり、まさに「生きる力」を実践・体感することができたのではないかと思います。
このたびのボランティア活動でお世話になったみなさまに、心より感謝いたします。

学生の感想(一部抜粋)

心理学科2年

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住空間デザイン学科2年

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