013:コマジョリノベ2015「二人の暮らす部屋」完成!その2

3年生前期のスタジオ授業にて合同で取り組んだ、株式会社東都との産学連携課題コマジョリノベ2015「二人の暮らす部屋」。今回は小田急線新百合ヶ丘駅に最寄りの物件Bタイプを、デザインが採用された佐藤 柚紀さんに紹介してもらいます。

私の作品コンセプトは「わくわくとゆったり~アジアン家具で暮らす~」というもので、作り付けの家具が大きなポイントになる、住んでいて楽しく落ち着ける部屋を目指し、設計しました。

  • 開放感のあるリビングダイニングキッチン
    開放感のあるリビングダイニングキッチン
  • 大きなカウンターで楽しいおしゃべり
    大きなカウンターで楽しいおしゃべり
  • 会話を楽しみながらのお料理
    会話を楽しみながらのお料理
  • 木のぬくもりを感じるTVラック
    木のぬくもりを感じるTVラック
  • どんなものが入るだろう…
    どんなものが入るだろう…
  • 囲われた安心を感じるベッドスペース
    囲われた安心を感じるベッドスペース
  • ちょっとした書き物もできるテーブル兼棚
    ちょっとした書き物もできるテーブル兼棚
  • 全体的に落ち着いてリラックスできそう!
    全体的に落ち着いてリラックスできそう!

扉を開けて初めに目にするのは、大きなカウンターテーブルで、部屋に広さとインパクトを与えることができました。実際に部屋を見るまで実感がわきませんでしたが、目にした瞬間、大きな衝撃がありました。提案した造り付け家具が形になり、実際に目にする機会はそうないことで、お客さんが使うものの制作に自分が関われたことがとても嬉しく、自信になりました。洗濯機は向きが変更されて視線から外れ、より使いやすくなりました。テレビラックは、図面上の寸法と実物の寸法では、感じ方が全然違うということが勉強になりました。ベッドスペースは、囲われていて安心できるスペースになっており、ゆったりくつろぐことができました。

通常、学生の提案では思い通りに物事が進まないことがあるはずですが、それにも関わらず東都さんや業者の方々のご厚意で多くの提案を実現していただきました。ありがとうございました。安全や使いやすさなど設計段階では配慮が足りない部分があり、今回の経験で多くを学ぶことができました。この貴重な体験をこれからの大学生活、未来の社会人生活に活かしていきたいです。

(3年 佐藤 柚紀)

いかがでしたか?佐藤さんの提案によって、個性的でありながら生活者の目線に立った機能的かつ開放的な空間が生まれました。こちらも学生や関係者の内覧後、賃貸物件として実際に公開されています。住空間デザイン学科では、こうした産学連携の課題にこれからも積極的に取り組んでいきます。コマジョリノベ・プロジェクトの今後の展開にどうぞご期待ください

(佐藤 勉)

株式会社東都 神奈川管理2部
栗山 英明 様からのコメント

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