学び交わりの輪

佳作:山口 真奈

担当教員:茂木 弥生子

私の母校である埼玉県草加市立新田小学校は、少子高齢化や建物の老朽化により児童数が減少している。その一方で近年、特別支援学級の人数は増加している。そこで、通常学級と特別支援学級が交わり、共にのびのびと学ぶことができる小学校を提案する。

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学生による作品紹介

担当教員講評

特別支援学級の児童が増加している背景を踏まえ、どのような特性の児童でも共に学び、状況に応じて居場所を選択できる小学校の計画である。ヒアリング調査を通して児童の特性を紐解き、教室周りを丁寧に設計している。給食カフェや子どもたちの学びの場としても活用できる店舗等のアイデアは、地域における学校の役割としても期待できる。山口さんの思い描く、お互いの特性を認めながら豊かな心を育むことの大切さが伝わる提案である。

(評/茂木 弥生子)


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