

映像コミュニケーション学科では、インターンシップの一環として学生の実体験を促進するために学科をあげて「いなぎ市民祭」に参加しています。今年も、10月22日、23日の二日間参加してきました。
「いなぎ市民祭」は稲城市役所が主催して毎年この時期に行われており、今年は10月21日(金)、22日(土)、23日(日)の三日間行われました。主な催し物として、和太鼓の演奏、踊り、また市内の事業者、地域の団体などによる展示、販売、フリーマーケットがあります。さらに、華道や絵画などの作品展示をはじめ、工業製品の展示や農産物の品評会などが行われています。
映像コミュニケーション学科は、毎年多くの人出で賑わうこの「いなぎ市民祭」で学生の作品展示を通して自分たちの制作活動をアピールすることにより地元の人たちとコミュニケーションをとっています。また、お絵かきコーナーと題して自分たちが学んできたことを子どもたちに教えることも行っています。

さらに、稲城市商工会工業部会との産学協同のもと「いなぎ市民祭」で行われる「もの作りコーナー」に参加協力してきました。この「もの作りコーナー」とは、稲城市内にたくさんある町工場の技術力を地元の子どもたちに知ってもらうことを目的とした催し物です。当日は、これらの町工場で制作されたオリジナルのメタル製組み立てキットを工業部会の方々と学生たちが指導して、参加してくれた子どもたちが組み立てました。本年度は、2年生の基礎ゼミの「企画力を養う」テーマで行った「こどものおもちゃ」企画でデザインした「てんとう虫」「いなぎの白ウサギ」を組み立てました。授業のなかで自分たちがデザインしたアイデアスケッチが、工業部会の数々の工場にわたり、設計、部品製造、完成品と何工程もへて商品となっていく様を経験することができました。また、そのキットの組み立てを手伝うことで、学生たち自身がデザインしたものを子どもたちが喜んで作っているという事実を目の当たりにし、改めて「ものづくり」の喜びを実体験することもできました。
●学生が参加した様子をレポートします!
私たち映像コミュニケーション学科の2年生は、10月22日 土曜日と23日 日曜日の二日間、工業部会の「もの作りコーナー」でおもちゃの作り方、学科の「お絵かきコーナー」でパソコンとペンタブレットを使ったお絵かきの仕方をレクチャーしました。土曜日はあいにくの雨にもかかわらず、たくさんの方が市民祭りへ足を運ばれました。

「もの作りコーナー」では、学科でデザインして工業部会の方々が成形した「てんとう虫」と「いなぎの白ウサギ」を組み立て、子どもたちにものを作る楽しさを味わってもらいました。ふだんは教わる立場の私たちですが、人に教える難しさを実感し、子どもたちの飲み込みの早さに驚き、学校生活では学ぶことのできない経験をしました。

「お絵かきコーナー」には、小さな子どもからご年配の方まで足を運んでいただきました。初めはパソコンで絵を描くことに戸惑っていた子どもたちも、慣れてくると思い思いに描きはじめ、できあがった絵をプリントして渡すと嬉しそうにしていました。ご年配の方はパソコンでペンを使って絵が描けることに興味を持たれている様子でした。ふだん私たちは当たり前のようにパソコンで絵を描いていますが、こうして人とふれあうことで得たものも多くあったように感じます。

市民祭りは、稲城で有名な梨をはじめとする農産物の直売と品評会のほか、屋外にはたくさんの出店も出ていて、たいへんにぎわっていました。今年から、地元の農協との企画も進行中です。

2011年12月16日

映像コミュニケーション学科の田澤秀司准教授 企画、監修のiPad/iPhone向け電子絵本『pi-boえほん』(NEXTBOOK)が、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2011年度グッドデザイン賞」を受賞しました。審査委員からの評価は「グラフィックとしての完成度が高く、そのギミックのレベルも高い。各キャラクターの動作もかわいらしく、魅力的である。アプリケーションとしてシンプルに、情報を削ぎ落とした表現に好感が持てる」というものでした。また、iPadで利用できる幼児向け電子絵本アプリケーションとして初のグッドデザイン賞の受賞です。




【 田澤先生のこれまでについて聞きました 】
田澤先生は、絵本や雑誌の編集者として出版社に20年間在籍した後、2009年から本学科で編集や印刷についての講義と実習指導を行っています。2010年に電子書籍専門出版社の設立に関わり、その後電子絵本の企画、編集、監修をしています。
バナナの紙でできた世界で初めての絵本『ミラクルバナナ』(学研)が、2001年度厚生労働省社会保障審議会推薦・児童福祉文化財に指定され、蛍の生息に関する環境活動『ほたるキャンぺーン』(学研)は、2008年度第2回キッズデザイン賞リサーチ部門:金賞、経済産業大臣賞、社会教育デザイン賞を受賞しています。
【 田澤先生担当の授業について聞きました 】
講義科目の「デジタル出版論」は、文字の成立からデジタル出版まで、本のあり方の変遷と歴史的意義を、また「編集の研究」では、編集や印刷技術の進歩と流通の煩雑さに触れ、現代の出版文化について広く学びます。学生が授業の内容を深く理解するために、絵本や雑誌の企画書、原画、原稿、校正紙などの実物に触れたり、スマートフォンや電子書籍など、社会で話題になっている新しい情報を取り入れたりしています。
絵本や雑誌を制作する実習科目では、企画、編集、デザイン、製本まですべてを学生が行います。とくに雑誌制作は、複数人数で長期間制作に取り組むことで、チームワークなど学生が将来社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な力を身につけることができるよう、仕事や社会のしくみと関連させて指導を行っています。
雑誌制作
2011年12月5日
映像コミュニケーション学科4年生のゼミをご紹介します。今回は鈴木利彦准教授のゼミです。
前期は写真やグラフィックデザインについて学びながら、個人制作を繰り返します。社会や身の回りに目を向け、自分だけの「カメラ・アイ」を探しながら、たくさん写真を撮り、そして批評しあうことが上達のポイントです。撮りためた写真を選び、きれいに仕上げるためには、幅広い教養を身につけ、経験を積み重ね、人とのコミュニケーションを大事にすることが必要です。
後期は卒業制作に取り組みます。写真集、冊子、広告ポスター制作や、写真を大きく印刷して直接展示する学生もいます。デジタルカメラでの撮影とパソコン操作を繰り返しながら、テーマやページレイアウトを考え、それぞれの審美眼と批評眼を発揮して作り上げることが、とても貴重な体験になります。
↑昨年の卒業研究作品。「色」をテーマに、順番やレイアウトを考えて直接展示しました。
↑昨年の卒業研究作品。『Light』という題名で写真集にしました。プリンタ印刷から製本まで自分で仕上げました。石川県の風景を「光」をテーマに編集したものです。
↑過去の卒業研究作品。旅行写真や身の回りの風景などを選んで、切り離せるポストカードブックを制作しました。
2011年11月18日
映像コミュニケーション学科4年生のゼミをご紹介します。今回は小林憲夫教授のゼミです。
小林ゼミでは映像理論を学びます。米国の大学で実際に使われているテキストを教科書に、映像理論の各要素について歴史上の代表的な映画を例に分析と解説を行っています。
前期では週に一本ずつ教科書に紹介されている映画を見てレポートを提出し、後期は週毎に映像作品を企画・制作、発表し全員で評価するというハードな内容です。
映像を分析し企画し発表する、学生生活の仕上げにふさわしい学びを通して、ゼミ生たちは大学で学んだ内容を確認し自信をつけ社会に挑戦する意欲を養っていきます。

2011年11月17日
映像コミュニケーション学科4年生のゼミをご紹介します。 7つのゼミの前期の内容を順次紹介していきます。第4回は渡邉光章教授のゼミです。
渡邉ゼミでは社会にでるために必要な人間力を身につけます。新しいことにも挑戦します。最初はうまくいかなくても協力してがんばります。デザインについて考え、楽しみながら自分のやりたいことを見つける場所になっています。
渡邉ゼミは「描く」「作る」ことに興味のある学生なら大歓迎。好きなことへの関心を高め、目標に近づくためにいろいろなことを試します。自身で好きなテーマや画材を探し、完成までのスケジュールも自分で作ります。ハンドワークでもパソコンでもOKです。グループワーク、プランニング、マーケティングの方法なども身につけながら、「やればできる」という自信と達成感を得て欲しいと思います。

研究室で企画の相談中
<ゼミで今までに企画・制作してきたもの>

教室PC用のナンバープレートデザイン
カレンダー、ポスター、絵巻、トランプ、かるた、花札、タロットカード、UNO、すごろく、ブックカバー、DM、絵本、詩集、漫画本、教材、稲城のガイド本、音楽雑誌、病気予防の本、名刺、写真集、ショップの広告、車内マナー広告、環境広告、バナー広告、ミュージカル広告、チェス駒&盤、文字のデザイン、イラストレーション、贈答品パッケージ、球体関節人形、粘土アクセサリー、粘土スイーツ、掛け軸、立体だまし絵、モザイクアート、フォトモザイク、錯視模様、アクリル画、子供服のデザイン、癒しグッズ、立体影絵、ドット絵、人形劇のプロデュ-ス、伝統色の研究、電子商取引HP、動的イラスト表現研究、動物園のお土産、親子コミュニケーション雑貨、ショップグッズ
2011年10月22日

10月1日(土)のオープンキャンパスは「在校生と話そう! ~キャンパスライフ」というテーマで2年生の在校生7名が高校生(受験生)や保護者の方々からの質問に答えました。そのいくつかを紹介します。

質疑応答の様子
↓オープンキャンパスに是非、お越しください。お待ちしています!
![]()
2011年10月11日
映像コミュニケーション学科4年生のゼミをご紹介します。 7つのゼミの前期の内容を順次紹介していきます。第3回は篠政行教授のゼミです。
篠ゼミの学生は2名と少数ですがとても積極的に卒業制作に励んでいます。一人はきり絵に、もう一人はトリックアートに取り組んでいます。
ゼミのモットーは「みんながおもしろがって幸せになってくれるものを作ろう!」です。見てくれた人が、「なんでこんなもの作ったの?」と言ってくれるのを期待しつつ、ニヤニヤ、ワクワクしながら取り組んでいます。前期までの成果を少しだけお見せします。
| 【学生名】 | クリハラ |
|---|---|
| 【テーマ】 | 切り絵 |
| 【コンセプト】 | 古くから日本人の心をとらえてやまない神獣霊獣を一枚の紙で表現する なめらかな曲線と細い線で構成する世界 |
| 【作品サイズ】 | A2 もしくはA1 |
| 【作業手順】 | ラフ→下絵→原寸拡大・反転→画用紙に転写→切抜き |
| 【使用画材】 | 画用紙(100kg 以下の薄さの画用紙)、デザインナイフ |
| 【今後の予定】 | 和紙による着色・光による作品の見え方の違いを狙った演出を検討中 |

| 【学生名】 | マキタ |
|---|---|
| 【タイトル】 | 視点と日常 |
| 【内容】 | 私たちはすべてに神経をはらって生きている、ということはありません。 物を意識しなくても、経験や先入観で認識することでスムーズに生活することができます。特に日常品など身近な物ほど物に対する意識は低くなり、先入観が強くなる傾向があります。しかし強くなりすぎると、視点が固まり、さまざまな方面から見ることが出来なくなってしまいます。 そこで改めて日常品に注目し、視点を変えてみました。それによって今まで見ていた形とは違った形を見つけることができます。その違いを発見することで驚きや楽しみが生まれます。 あなたもその発見を楽しんでください。 |
| 【展示形式】 | プロジェクターでスクリーンに投影 |
| 【今後の予定】 | 投影する絵を作成すること、展示形式の詳細を決めることを検討中 |

①線の集まっているところ(絵の右)から、片目をつぶって絵を見てみると……?何が見えますか。)

②パソコンでの作業画面

③変形後の一例
2011年9月27日
映像コミュニケーション学科4年生のゼミをご紹介します。 7つのゼミの前期の内容を順次紹介していきます。第2回は森田和夫教授のゼミです。
森田ゼミのみんなは卒業制作完成に向けていよいよ動き始めました、たぶん。
頭で考えているだけではおもしろいアイデアは生まれません。手足身体で考える、試行錯誤、紆余曲折、失敗の連続のなかから学ぶ、それが森田ゼミの創作の方法です。

↑スタジオで撮影中の、ヤマモト、シムラ、カタオカの三人組。木のブロックを使ってコマ撮りアニメを作ります。

↑トノオカ、モチヅキのペアは、日常のなかから非日常を発見しようと日々仲良く日常を満喫しています。この写真ヤラセっぽい感じですが、ヤラセです。

↑コバヤシ、タカシオコンビは、アニメ。てまえ、悦に入るキャラクター担当のコバヤシ。奥が背景担当のタカシオ。黙々と打ち込んでいます。

←シブヤ、ノムラの二人はロールプレイングゲームに挑戦しています。現在キャラクター創りに奮闘中。ゼミではいつも寡黙な二人、どんなゲームができるのか、楽しみです。
実はこの写真の右側に、ミナミが実写を画像処理してアニメーションを創ろうと淡々とディスプレイに対峙しているのですが、タマシイ(アニマ:アニメの語源)を抜かれるから絶対ヤダと言って写真撮影を拒否しました。
この他、オオシマというゼミ生は、水槽に墨を流しています。ナカムラはドミノ倒しに夢中です。みんな目がキラキラと輝いています。就活もきっとうまくいくと思います。こうご期待。
2011年9月20日

8月27日(土)のオープンキャンパスは「社会で働くということ」というテーマで7名の卒業生が高校生(受験生)や保護者の方々からの質問に答えました。そのいくつかを紹介します。

質疑応答の様子
↓オープンキャンパスに是非、お越しください。お待ちしています!
![]()
2011年9月5日
映像コミュニケーション学科4年生のゼミをご紹介! 7つのゼミの前期の内容を順次紹介していきます。初回は田澤秀司准教授のゼミです。
出版編集ゼミでは、前期に教養として本の編集や印刷について学び、後期は卒業制作として本の制作(企画、編集、デザイン、印刷、製本)をすべて自分で行います。現在所属している4年生は10名です。
7月には、卒業制作に向けて4年間を振り返るため、16ページの小冊子『わたしのキャンパスライフ』を制作しました。内容は自己紹介、作品紹介、大学生活、就職活動、担当教員のことなどさまざまで、1人10部ずつ制作しました。
完成した小冊子は8月6日のオープンキャンパスで、卒業生や在学生の作品と一緒に展示し、体験授業に参加された方々にお持ち帰りいただきました。小冊子は増刷して10月1日のオープンキャンパスまで展示、配布を予定していますので、ぜひ体験授業にご参加ください!







↓オープンキャンパスに是非、お越しください。お待ちしています!
![]()
2011年8月11日


5月25日(木)、1年生の基礎ゼミⅠで親睦ハイキングを行いました。
学園敷地内にある森の中で、携帯電話を片手にウォーキングをしながら、新緑のまぶしさに目を凝らしておもいおもいにシャッターを切ります。撮った写真にタイトルとコメントを付けたあと、メールで送られたものを一冊の本にしました。
学生の撮影した写真は、『ハローV-com』にて近日掲載します。

2011年6月13日

社団法人日本仏教保育協会主催『ロゴマーク・キャラクター』コンペティションの表彰式が、去る5月18日(木)、大本山増上寺にて行われました。その席で、本学科2年生の小川千尋さんが多数の応募作品の中から入賞し、採用作品として表彰されました。
今回の受賞は、『仏教的で、温もりがあるもの』『子どもに親しみやすいもの』をテーマに公募された中で、日本仏教保育協会がめざす『明るく・正しく・仲よく』という仏教保育の精神をとてもよく形にしたものとして評価されたものです。
小川さんは壇上でのあいさつで、「蓮の花の冠をあたまにのせているこのキャラクターは、ふたりでいつも一緒に、仲よく手をつないでいます。これは、人は支えあって生きていくということを考えてデザインしました。かわいらしく仕上がったので自分でも驚いています。」と語りました。


2011年6月9日