学科3年生の鰐川枝里さんは、6月13日から8月1日までスペインのバルセロナで開催されているGrec Festivalに参加し、日本ダンス界の第一人者勅使川原三郎氏率いるカンパニーKarasのメンバーとして創作ダンス「鏡と音楽 Mirror and Music」に出演しました。

右から二人目が鰐川さん
7月11日にバルセロナ入りし、17, 18日の本番を済ませ、20日に帰国した鰐川さんにインタビューしました。
7月11日はスペインがサッカーのワールド・カップに優勝した日でしたが、町の様子はどうでした?
とても盛り上がっていて、外で遅くまで騒いでいるのが聞こえました。私はホテルでテレビを見て寝てしまいましたが。
翌日から稽古でしたか?
そうです。連日朝から晩まで会場のカタルーニャ国立劇場で練習でした。
観光する暇も、おいしいものを食べに行く時間もなかったのですね。
はい。ガウディのサグラダ・ファミリアだけは歩いて行ってみましたが、列に並ぶ時間がなかったので外側から見ただけでした。でも素晴らしかったです。
本番はどうでしたか?
今までの練習で積み上げてきたことが無駄にならないよう、楽しんで踊ろうと思いましたが、思い切り楽しむことができました。劇場はほぼ満員で、観客の反応は日本公演のときよりよかったです。たくさん拍手を浴びることができて、とても満足できました。
貴重な経験ができましたね。これからもダンスと学業を両立させてがんばってください。
ありがとうございます。

会場となったカタルーニャ国立劇場前で
なお、1976年以来開催されているバルセロナのGrec Festivalは、毎回一つの国に焦点をあてています。今年は日本がその対象となり、市内に設けられた多くの会場で日本のアーティストが様々なジャンルのパーフォーマンスを繰り広げました。茶道、能などの伝統文化ばかりでなく、manga, anime, otakuなどの言葉に代表される日本の現代文化も最近は海外で注目されており、今回のGrec Festivalもその一つの表れとなっています。ご興味をお持ちになった方は、Grec 2010および勅使川原三郎氏のホームページを是非ご覧になってください。