「観光実務」は、旅行社に勤務する方を講師に招き、添乗員の業務を中心として、旅行業界の現状と旅行業務全般について学びます。そのほか、今年度は時刻表の利用方法を学んだり、ガイドブックやインターネットを使って、研修で行く箱根のツアープランを作成しました。
また、「観光実務」では学外研修を2度実施しました。
1回目は講師が勤務する団体旅行を専門とする旅行会社を訪問し、実際にどのように業務が行われているのかを見学しました。私たちが普段目にする旅行社の業務はカウンターでの接客ですが、なかなかみることができない団体旅行の業務を見学する機会に恵まれました。「こういう旅行社でぜひ働いてみたい。社員の方々がいきいきと働いていて、さすが日本でトップクラスの旅行会社だと感じました。これからの就職活動に向けて頑張らなければという思いを新たにしました」という感想が多数聞かれました。

2回目の学外研修は1泊2日で行う箱根研修旅行で、以下はその概要と報告です。初日の主な訪問先は彫刻の森、箱根関所、箱根神社、2日目は箱根ガラスの森、大涌谷、箱根・宮ノ下富士屋ホテルでした。研修では、バス車中での挨拶、旅程の説明、訪問先のガイドのほか、バスやフェリーの乗降時における点呼・引率、レストランや宿泊先などへの「入れ込み電話」による確認、宿泊先でのチェックイン・チェックアウトなど、講師からアドバイスを受けながら広範囲におよぶ添乗員としての業務を体験しました。

初日の研修が終わり、宿泊先の本学園セミナーハウスに到着してからは、講義や研修で学んだ内容についての小テストが実施され、テスト後には講師よる解説がありました。

2日目は観光スポットのほか、富士屋ホテルという日本を代表する老舗リゾートホテルを見学しました。同ホテルは、チャップリンやジョン・レノンをはじめ多くの著名人が宿泊したことでも知られています。学生は事前にホテルの歴史について調べていたこともあり、ホテルの方の説明に聞き入っていました。

●参加した学生の感想
- 事前の下調べがどれほど大切か、時程どおりに進めることがいかに難しいか、今回の研修で実体験できました。また、連絡をこまめにとって確認したり、天候や道路事情も考慮しなければならないなど、多くの仕事を休む暇なくこなさなければならない添乗員の仕事は大変だけれど、それだけにやり甲斐がある仕事だと感じました。
- 現場で働いている添乗員さんからたくさんの話やアドバイスをしてもらい有難かったです。特に、言葉遣い、服装やメイクなどマナーの大切さを教えていただけたことは、これからの自分に役立つと思います。
- 人前で話すのは苦手だけれど、思い切って発言することがすごく大切だと思いました。また、例えば状況の変化に対応する仕方など、実際に体験してみないとわからないこと、座学だけではわからないことが学べたと思います。
- 普段人前で話すことがあまりないので、良い機会を与えていただき、度胸がついた気がします。どうしたらお客様が気持ちよく旅行できるかを第1に考え、臨機応変に対応できるようになりたいと思いました。
- 添乗員の仕事を体験してみて、確認作業が最も大切だということを身をもって知りました。ちょっとした気配りでも、お客様の良い旅作りに繋がっていくことも学べました。
- とても参考になることの連続でした。添乗員の仕事を体験することはとても貴重で勉強になりました。雨が降り、途中で旅程が変更されましたが、雨が降ったからこそ雨の日の添乗業務が体験できたことは良かったと思います。添乗員の仕事はとてもやりがいがあると感じました。



