「ホテル実務」は、実際にホテルの実務を体験することにより、ホテル実務の知識を深めると同時に、就職に向けてのモチベーションアップを図ることを目的として、昨年度から、国際文化学科3年生を対象として開設された、ユニークな実習(インターンシップ)授業です。
この授業は、実習受入れ枠に対して履修希望者が多いため、教員による面接を行い履修者を選抜しています。また、同時に開講されている「ホテル実務論」という授業を履修して、事前にホテル実務の基礎知識を習得することが条件になっています。実習に先立っては、昨年度実習を経験した4年生の体験談、元ホテルの研修担当者による諸注意など、キメ細かなオリエンテーションが行われます。

今年度の実習は、都内および横浜市内の6つのホテルで、13名の学生が参加して実施されました。期間はほとんどのホテルが夏期休暇中の8月上旬から1カ月間で、実習部署はロビー、レストラン、ルームなどホテルにより異なりましたが、全員ホテルの基幹実務を体験しました。
実習の初めのうちは、慣れない仕事や職場の人間関係で悩むことが多かったようですが、職場の上司や先輩から指導を受けたり、他の実習生などと励ましあったりして、つらいことも乗り越え、全員無事実習を終了しました。実習生たちは実習を通じて、社会の厳しさを知って一回り成長するとともに、就職に向けて自信を持つことができたようです。
この授業を通して、ホテルへの就職願望が高まった学生もいると同時に、実習したホテルから就職のお誘いを受けた学生もあり、ホテルへの就職を考えている学生には、非常に良い機会となっています。
実習生の声(「実習ノート」から)
Aさん(東京都内のホテルで実習)
「想像していたよりつらく厳しい実習でした。しかし、実習を通して周りの支えがあって初めて自分自身が成長できるということを実感しました。また、常にお客様の立場で物事を考えなければならないというサービス業の奥深さを知ることもできました。実習を経験したことで、自信をもってこれからの就職活動に臨めると思います。」
Bさん(横浜市内のホテルで実習)
「サービスする上でお客様とのコミュニケーションが大切であることを学びました。また、社会人になったら常に周りに気を配りながら行動しなければならないことを知りました。実習は、社会人になる前の貴重な経験になりました。」



