『山上忌(やまがみき)』の式典が行われました。

本学園の創立者・初代学園長 山上曹源先生は、昭和32年3月21日に享年80で遷化されました。『山上忌』とは、この山上先生の遺徳を偲(しの)ぶための式典です。
先生の恩徳にちなんで、高等学校の卒業式では「山上賞」という賞典を設け、これに相応しい卒業生に賞状が授与されています。
また記念講堂前には、山上先生の功績を称えた胸像が建てられています。

式典では橋本衆宝校長より講話が行われ、山上先生について2つのエピソードが紹介されました。

1つ目は山上先生の教えについて。三十周年史の寄稿の依頼を受けた際、「過去の業績を話すつもりはない。生き続けている限り前を向いていく」と話されたことをあげ、このような山上先生の教えが、中学・高校の教育目標である「高い理想をめざして 今を全力で生きよう」に繋がっているということ。
2つ目は山上先生は言葉で教えるより、生活の中で実践的に教えられたということ。
一例として、先生自身が教え子たちの前で何も語らずトイレ掃除をしてみせたことを挙げ、これは皆の為に何かをするということは自分から実践するという教えである。そういった姿勢を皆にももってほしい。

この山上忌をきっかけに、自分の生き方がより良いものになるよう取り組んでほしいと語られました

日時 平成29年3月18日(土)8時45分開式
場所 駒沢学園 記念講堂
  • 式典の様子
    式典の様子
  • 講話(中学・高等学校 橋本衆宝校長)
    講話(中学・高等学校 橋本衆宝校長)
  • 山上先生の功績を称えた胸像
    山上先生の功績を称えた胸像

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