『誕生記念日』の式典が行われました。

『誕生記念日』とは、道元禅師の誕生と本学の創立をお祝いする日です。曹洞宗を開かれた道元禅師は、正治2年(鎌倉時代、西暦1200年)1月に京都でお生まれになりました。この日にちなんで毎年1月に本学の誕生記念日の式典を挙行しております。本学の建学の精神である「正念(しょうねん)」「行学一如(ぎょうがくいちにょ)」は、道元禅師の教えに基づくものであり、『誕生記念日』は、本学の建学の精神を学ぶ機会となっております。

日時 平成30年1月26日(金)8時45分開式
場所 駒沢学園記念講堂

『誕生記念日』式典風景


  • 献茶湯
    (導師を中心に高校生の代表が次々とお供え物を手渡しし、
    仏前にお供えしました)

  • 講話
    (安藤嘉則常務理事)

講話では安藤嘉則常務理事より、道元禅師のご誕生にちなみ以下のお話がありました。
道元禅師は世俗を捨て修行をしましたが、いのちをいただいた両親に感謝する上堂(説法)を何度も行い、生涯にわたり親に対して報恩の思いを持ち続けていたことがわかります。両親から頂いた、かけがえのないいのちを道元禅師は「仏のいのち」と述べています。私の命だから、どう使おうと勝手だということではいけません。この私のいのちは両親以外にもたくさんの人からはぐくまれてきました。だからこそ、一日一日の生活を大切に過ごしてください。

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