「涅槃会」「針供養」が行われました。
2021/02/19
お釈迦様がお亡くなりになった2月に毎年行われる「涅槃会」の式典では、お釈迦様とのお別れの様子を描いた「涅槃図」を掲げ、厳かに読経し、そのご遺徳を偲(しの)びます。「涅槃会」は、お釈迦様の入滅(死)を悼み、生を考え、このかけがえのない人生をどう生かすかに思いを巡らせる貴重な機会となっています。
日時 | 2021年2月15日(月)9時開式 |
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場所 | 駒沢学園記念講堂 |
「涅槃会」式典風景
本年は新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、学生・生徒・園児の参加は見合わせ、理事長等の役職者と教職員のみで法要を行いました。
「針供養」
本学園では、涅槃会にちなんで、針供養をおこないます。
針は、どんな小さな針でもどんなにかたい布をも刺し通して、黙々とその役目を果たしています。針のおかげで、私たちの生活の基本条件である衣食住のひとつ、衣生活は成り立っています。
針供養は、せめてこの日はやわらかい豆腐に針を刺してあげて、日頃の苦労をねぎらってあげようという、日本古来の美しい風習です。