平成29年度 父母の会総会と文化講演会のご案内

謹啓 青葉若葉の好季節を迎え、会員の皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、本年度父母の会定期総会を下記のとおり開催いたします。また、総会に先立ち「進化する英語の教科書」と題し、駒沢女子大学国際文化学科教授の中野達也先生によります文化講演会を企画いたしました。
なお、総会終了後、記念講堂小ホールにて懇親会を予定しておりますので、どうぞ、奮ってご参加くださいますようご案内申し上げます。

日時 平成29年5月24日(水)
▽13時30分より 文化講演会

  • テーマ/「進化する英語の教科書」
  • 講師/駒沢女子大学 国際文化学科 教授 中野達也 先生

〈休憩〉

▽15時00分より

  1. 父母の会定期総会
  2. 懇親会
会場 駒沢学園 記念講堂

文化講演会テーマ:進化する英語の教科書

これまで15年以上検定教科書の編集に携わってきました。教科書は学習指導要領の改訂に伴って新しく作りかえられます。1冊の教科書が完成するまでには、多くの人の手と、長い時間がかかります。生徒たちに身につけてほしい力を思い描きながら、題材を選び、英文を書き上げ、推敲を重ね、活動を考えます。英語学習書としてはこれほど手間暇かけて作られるものは他にはないでしょう。
また、教科書も時代とともに大きく変化してきました。教科書の内容はもとより、形、印刷方法、登場人物などにもいくつか変化が見られます。さらに、最近ではデジタル教科書が充実しています。実際にデジタル教科書をお示ししながら、教科書の進化についてご紹介します。
また、30年以上にわたり公立中学・高等学校で英語の教師をしてきた経験とも合わせて、教科書を使って勉強することでどのような効果があるのかなどについても実際にデータを示しながらお話したいと考えています。

講師プロフィール

中野 達也(なかの たつや)
1961年、長野県に生まれる。東京学芸大学大学院修士課程修了。
長野県の公立中学教諭を経て、東京都立高校数校に勤務。東京都立白鴎高等学校附属中学校・高等学校(中高一貫)に勤務した後、2016年4月から、駒沢女子大学人文学部国際文化学科において、主に英語と教職課程の授業を担当している。
平成11年度には東京都の交換教員として、オーストラリアのシドニーで日本語教育にも従事した。主な著書に、検定教科書『All Aboard!Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ』(東京書籍)、『教科書だけで大学入試は突破できる』(大修館)、『英文速読トレーニング ソクトレ150 はじめて編・標準編』(アルク)などがある。「生徒にわかる楽しさを実感させる英語指導―英語嫌い24%への挑戦―」で第60回読売教育賞優秀賞、「速読力向上を目指した指導~音韻処理を自動化するための方策~」で第48回 ELEC賞を受賞。

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