「坂浜地域教育交流プロジェクト」モンゴルからの短期留学生を受け入れました。

2012年、学校法人 駒澤学園・駒沢学園女子中学校、坂浜自治会、稲城市立稲城第二中学校、稲城市立第二小学校が協同し、坂浜地域の児童・生徒の健全育成を図ることを目的として、「坂浜地域教育交流プロジェクト」を立ち上げました。2013年からは、稲城市立平尾小学校も加わり、今年で3年目を迎える同プロジェクトは、地域教育力の創造を図りながら、地域連携及び学校間連携を深める機会となっております。留学生たちは、坂浜地域を中心とする稲城市内でホームステイをしながら、プロジェクトの各校に分かれて、短期留学しました。

滞在中、各々の受け入れ校において日本語で授業を受けるほか、日本文化に触れる機会として、田植えや坐禅、日本舞踊等のプログラムを実施しました。また、9月に実習でモンゴルを訪れる予定の駒沢女子大学国際文化学科の学生らの案内により、学園内の自然散策や施設見学を行いました。来日初日に行われた対面式では、代表の留学生によるモンゴルの民族舞踊が披露されました。坐禅では、しっかりと背筋を伸ばして精神統一を行っており、着物に着替えて取り組んだ日本舞踊では、立ち方から扇子の開き方、手足の細かな動きまで、講師の方の熱のこもった指導を受けました。田植え体験の際は、読売新聞の取材を受け、翌日記事が掲載されました。見送りの会が開かれた最終日には、その新聞が一人ずつに配られ、留学生たちは自分たちの掲載記事をお土産に帰国の途につきました。

実施日時 平成26年6月20日(金)〜 30日(月)10泊11日
受け入れ校
  • 中学生…
    駒沢学園女子中学校(3年生クラス)、稲城市立稲城第二中学校(1年生クラス)
  • 小学生…
    稲城市稲城第二小学校、稲城市立平尾小学校(ともに6年生クラス)
受け入れ児童・生徒
  • 小学生(11才)3名
  • 中学生(14才〜15才)7名

モンゲニ統合学校の概要

モンゴル建国70周年を記念した教育制度改革に伴い、公募されたプロジェクトの中からルハグワ校長のプロジェクトが採用され、モンゴル初の小中高一貫教育を行う公立統合学校として、1991年モンゲニ統合学校が設立された。学区制ではなく、広域から生徒を受け入れ、現在生徒約1,400名、教職員102名が在籍し、午前(7〜11年生)と午後(1〜6年生)に分かれて学習している。その中で、1年生から11年生まで約200名の生徒が日本語クラスで日本語を学んでいる。

所在地 モンゴル ウランバートル市 バヤンゴル区 第4地区 モッドニー ホユル
モンゲニ統合学校
学校長 ルハグワ校長

対面式

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    モンゴルの民族舞踊
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    集合写真

本学で行った日本文化プログラム 坐禅、日本舞踊

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    坐禅体験
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    日本舞踊体験

田植え体験

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学内見学

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    学園内の自然散策
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    保育科2年生による段ボール共同制作の見学

駒沢学園女子中学校にて 中学校での学校生活風景はコチラ

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    モンゴルの文化発表(英語授業)
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    中学3年生と集合写真

見送りの会

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    田植え体験の新聞記事を読む留学生
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    記念講堂前で集合写真

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