駒沢学園「大涅槃会」特別拝観が行われました。

2月14日(金)10:15~11:30に、駒沢学園で所蔵する「大涅槃図」特別拝観が開催され、稲城市・多摩市・日野市・川崎市にお住まいの7名の市民の方に参加いただきました。また、駒沢女子大学教授の佐々木俊道先生の解説により、お釈迦さまの涅槃や「大涅槃図」についての解説がありました。
この企画は、駒沢学園としてはじめての取り組みでしたが、参加された方々は佐々木先生の説明を聞きながら、「大涅槃図」をじっくりとご覧になっていました。


  • 大涅槃図を解説する佐々木先生

  • 大涅槃図

駒沢学園「大涅槃図」について

駒沢学園の「大涅槃図」は5.4メートル四方の巨大な和紙に描かれてあります。この和紙は、大正14年(1925)、福井県の人間国宝故岩野平三郎氏が8人がかりで漉(す)いた越前手すき和紙で、世界最大の大きさといいます。また日本画家の大家・横山大観氏の注文に応じるべく作成された和紙です。この貴重な和紙を使用して、縦4.8メートル、横4.6メートルの大涅槃図が誕生しました。

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