「涅槃会」の式典と「針供養」が行われました。
2025/03/04
お釈迦さまがお亡くなりになった2月に毎年行われる「涅槃会」が、2025年2月14日(金)8時50分から、駒沢学園記念講堂で行われました。記念講堂の壇上に、お釈迦さまとのお別れの様子を描かれた「大涅槃図」を掲げ、そのご遺徳を偲(しの)びます。
式典の様子
講話(皆川 義孝 先生)
式典では、駒沢女子大学教授の皆川義孝先生より講話がありました。
お釈迦さまは、この駒沢学園とも教えの面でつながっています。お釈迦さまがいらっしゃったおかげで、今の学園があるといえます。涅槃会の式典を通じて、改めて学園で学んでいる意義を考えていただきたいと語られていました。
式典終了後、駒沢女子大学教授の佐々木俊道先生の解説により、生徒・園児への涅槃図拝観が行われました。
式典の様子
講話(皆川 義孝 先生)
「涅槃会」に合わせて、2月8日(土)~14日(金)にかけて、駒沢学園本館入口にて「針供養」が行われました。針供養は、折れたり、曲がったりつかえなくなった針を、ただ捨てるのではなく、毎年2月にやわらかいお豆腐に刺してねぎらう、日本の伝統行事です。日本人は、古くから日常生活で使用している道具にも、感謝申し上げる文化がありました。この「針供養」を通じて、針だけでなく、日常生活で使用している道具などに感謝します。
針供養