園長メッセージ
令和2年度、こまざわ幼稚園は開園から71年目の春を迎えました。
専門性の高い教職員のもと、伝統的な 『こころの教育』を大切にしながら、現代社会から求められている新しい幼児教育の役割と責任を実現し、“今を生きる子ども”にふさわしい教育内容を追究し続けていきます。具体的には、さまざまな環境を用意し、子ども自らが主体的にその環境にかかわる中で、思いやりの気持ちが育つよう“豊かな遊び”を通してよりよい発達へ導きます。また、子ども一人ひとりのありのままの表現を受けとめ、ともに伝え合う喜びを育みます。このような保育を実現するためにも、付属幼稚園である利点を生かし、短大保育科との連携をさらに図っていきます。
こまざわ幼稚園は、育ちの主体である子どもが生き生きと暮らす場所、それを支えるおとなが自然に集う場所、ともにみんなで育ち合う場所として、地域に開かれた幼稚園となることを目指してまいります。
保護者の皆さまの、よりあたたかいご支援とご協力を賜れますよう、教職員一同、全力で保育に精進していきます。
今年度もどうぞよろしくお願いいたします。
園長 小山 祥子
(短期大学保育科教授兼務)
こまざわ幼稚園のあゆみ
こまざわ幼稚園は、1950年に学校法人駒澤学園によって世田谷区弦巻に駒沢幼稚園として開設された伝統ある幼稚園です。1989年、稲城市への学園全面移転にともない、稲城市向陽台に移転したことを機に、保育士や幼稚園教諭を養成する駒沢女子短期大学の付属園となりました。同短期大学保育科とは、共同研究・研修、保育科学生の実習等を通して連携を図り、教育現場での交流をさかんに行っています。
2002年には、現在の駒沢女子短期大学付属こまざわ幼稚園と改め現在にいたっています。
1927年(昭和2) | 曹洞宗大本山永平寺の記念事業として設立 |
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1950年(昭和25) | 駒沢幼稚園を開設 |
1953年(昭和28) | 駒沢学園高等保育学校を開設 |
1965年(昭和40) | 駒沢女子短期大学保育科を開設 |
1989年(平成元) | 駒沢学園は稲城市坂浜へ全面移転 駒沢幼稚園は稲城市向陽台に移転し、 園名を駒沢女子短期大学付属幼稚園と改める |
2002年(平成14) | 園名を駒沢女子短期大学付属こまざわ幼稚園と改める |