平成29年度保育科海外研修『オーストラリア』

毎年行われてきた保育科の海外研修は、今年度で23回目になります。今年度の研修先は、学生投票によりオーストラリアに決定し、3月4日~9日に実施されました。参加学生は、1年生8名と2年生2名の計10名でした。
研修にむけた事前準備では、海外渡航時に用いる英語学習や研修先の保育所に贈るお手玉の製作、現地の子どもたちに披露する手遊びの練習を行いました。参加学生が英語による手遊びを自主的に計画した際には、保育研修に向けた意欲の高さをうかがうことができました。

今回の実習先であるオーク保育園では、施設見学後、好きな遊びをしている子どもと一緒に活動する時間をもちました。子どもたちがのびのびと遊ぶ姿を見ると、学生たちも、自然と笑みがこぼれます。また、準備した英語の手遊びも好評で、真似をする子どもが多く、現地の先生方が覚えたいと話すほどでした。

  • 保育研修:ОAC保育園(Surry Hills)
    保育研修:ОAC保育園(Surry Hills)
  • 保育研修:ОAC保育園(Market Street)
    保育研修:ОAC保育園(Market Street)

また、保育者養成校の専門学校(セルク)では、「子どもの発達」や「創造性の育成」を学ぶ講義に参加し、“National Framework”について学ぶ時間を取りました。現地の学生が積極的に自分の経験や考えを話す姿を見て、「日本の授業でも、もっと発言しなければ」と話す学生もいました。

  • 保育研修:SELCキャリア・カレッジ(専門学校)
    保育研修:SELCキャリア・カレッジ(専門学校)

一方、市内観光では、事前に計画していた観光名所を巡るツアー以外にも、自由に散策できる時間を作りました。渡航前に自由散策のしおりを作成していた学生がおり、そのしおりに従って参加者全員でシドニー郊外にある海岸を目指しました。電車やバスを乗り継ぎながら歩いたことは、現地の文化を肌で感じる機会になったと思います。

海外研修の醍醐味は、現地の人や文化に触れた経験を、日本に戻ってからさまざまな活動に活かしていくことにあります。オーストラリアの空は高く、海は広く感じられたことでしょう。日本に帰り、この地で経験したことを、今後の保育や人生に活かしてほしいと思います。

  • 市内研修:オペラハウス
    市内研修:オペラハウス
  • 市内研修:ミセスマッコリ―ズポイント
    市内研修:ミセスマッコリ―ズポイント
  • 市内自由研修:ボンディビーチ
    市内自由研修:ボンディビーチ

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