「黒板アート」に参加しました。

第3回「黒板アート」に保育科有志の学生が参加し、二学期が始まる子どもたちへのサプライズプレゼントとして、黒板に思いっきり絵を描いてきました。
今年の会場は稲城市立若葉台小学校でした。若葉台小学校の校舎は、レンガと木材をふんだんに使用し、シンボリックな時計台や中庭のウッドデッキ、教室や図書室がオープンスペースになっているとても素敵な空間です。そんな素敵な若葉台小学校が、黒板アートによって、一日かぎりの美術館となりました。
保育科の学生は4つのグループに分かれて描きました。1年美組(2名)は、空と海が逆さまになった不思議なファンタジーの世界を、楽しそうに試行錯誤しながら頑張って描き上げました。1年善組(2名)は、神秘的で架空の生き物が集う森の奥の世界を、最後の最後までこだわりを持って描きました。1年聖組(3人)は、力を合わせて夜空の花火とひまわり畑を1日で完成させました。そして、昨年も参加した2年真組の学生は、今年は1人で4日間かけて朝顔と浴衣美人を見事に描き上げました。参加した学生からは、「こんなに大きな絵を描いたのははじめて!」という声や、「子どもたちからきれいだと褒められた!」という喜びの声、また、他のクラスの絵の作品を見て「同じチョークを使っていても全然違う。」などの声がありました。
今年の「黒板アート」は、総勢40名~50名ほどの、稲城市内の画家や絵本作家、絵を勉強している人などが参加しました。参加した方々からは、子どもたちの驚いた顔や、笑顔をたくさんみることができ、「もっと子どもたちを喜ばせたい。絵を描いていきたい」と、表現する意欲が湧きたつ時となったという声が多くありました。また、若葉台小学校の校長先生からは、以前から課題としていた子どもたちの“表現力”を伸ばすために、「黒板アート」はとても良い機会となったというお言葉を頂きました。本学保育科でも、「遊び力・表現力のある保育者養成」を目指して、表現することの楽しさをたくさん経験し、地域の方々と更に取り組んでいきたいと思います。

  • 1年美組「ファンタジーの世界」
    1年美組「ファンタジーの世界」
  • 1年善組「森の奥の世界」
    1年善組「森の奥の世界」
  • 1年聖組「お花」
    1年聖組「お花」
  • 1年真組「緑」
    1年真組「緑」
  • チョークとパステルで描いています。
    チョークとパステルで描いています。
  • 子どもたちが自由に鑑賞しています。
    子どもたちが自由に鑑賞しています。

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