乳児院の見学・研修をしました!

「保育実習指導Ⅲ」の正課学外指導として、5月7日(火)に「至誠館さくら乳児院」へ14名の学生が見学・研修に行ってきました。参加の学生は2年次に二度目の施設実習を行う予定で「保育実習Ⅲ」を履修しています。すでに授業で乳児院の機能や役割について学んでいますが、初めて乳児院を訪れる学生も多くいました。
乳児院は児童福祉法に定められた児童福祉施設です。保護者が育てられない事情があるご家庭の乳幼児を預かり、24時間保育士や看護師等が養育にあたっています。
施設長先生と主任の先生より、現在社会的養護を必要としている子どもたちが入所する乳児院は全国に139カ所(平成30年4月1日現在)あり、この20年間で25カ所も増えていることや、子どもの養育は「いのちを守り育む」ことなどのお話を伺いました。
また、この乳児院における養育方針や子どもの日常生活の過ごし方、保育士の子どもへの関わり方、家庭への連絡・支援の方法など、事例をあげながら話していただきました。
その後、2グループに分かれ、各グループで保育室や心理相談室、短期入所ができるお部屋などを見学し、施設の設備や衛生面での配慮などの説明を受けました。施設内の見学後、2つのグループは施設長先生と主任の先生からさらに詳しくお話をしていただきました。その後質疑応答を活発に行い、利用する子どもやご家庭の事情、支援方法などをより深く知ることが出来ました。
ここで学んだことを今後の施設実習や就職後の実践に活かし、より良い保育、養護が出来るようにしていきたいと考えています。

  • 乳児院の説明
    乳児院の説明
  • グループディスカッションの様子
    グループディスカッションの様子

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