特別講師による講演(東京おもちゃ美術館チーフディレクター橘高春生氏)

本学保育科では、人間力・遊び力・表現力・思考力を柱とした保育・教育、福祉の専門性を身につけることを教育の目的としています。その中でも特に、「子どもの遊びの本質を理解する」「子どもをはじめとした人々の表現を支える感受性や表現力を持つ」保育者を養成することに重きを置いています。

そこで、2年生の授業「保育・教職実践演習(幼稚園)」では「東京おもちゃ美術館」のチーフディレクター橘高春生氏を講師にお迎えしました。東京おもちゃ美術館は、「おもちゃはこどもが初めて出会うアートである」の考えのもと、赤ちゃんからお年寄りまでの豊かなコミュニケーションを創出しています。また、五感に優しいおもちゃと遊びを通して、こどもを取り巻くおもちゃ文化の向上や日本古来から受け継いだ木の文化の継承を大事にしています。

  • 手作り玩具の説明をしてくださる橘高先生
    手作り玩具の説明をしてくださる橘高先生

講演のタイトルは「子育て支援のおもちゃ活用術~こどもの育ちとおもちゃと遊び~」で、たくさんの珍しいおもちゃを講演会場に運び込んでくださいました。学生たちに「どのように遊ぶのか」「こうすると、どうなるだろうか」と問いかけながら、子どもの年齢と成長に合わせたおもちゃと遊びの広がりについて、玩具を使った保育の展開方法、また学生たちも手作りおもちゃを制作するなど、90分があっという間に感じられた素晴らしい講演でした。

  • 保育の現場経験からの実践的なお話しに熱心に耳を傾ける学生たち
    保育の現場経験からの実践的なお話しに熱心に耳を傾ける学生たち
  • お持ちいただいた東京おもちゃ美術館の玩具ン
    お持ちいただいた東京おもちゃ美術館の玩具

大変お忙しい中、貴重なお話をいただき心より感謝申し上げます。

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