「基礎ゼミⅠ」UR都市機構の方による団地レクチャー

1年生の授業「基礎ゼミⅠ」では新たな試みとして、「日本の住まい(団地とは何か)」というテーマの課題に取り組んでいます。戦後の「日本の住まい」として大量供給された「団地」について、間取りやその誕生の背景、当時の生活について研究するとともに、昭和40年から開発された多摩ニュータウン永山団地をPRするためのポストカードをデザインするという内容です。

各地に建てられた団地は日本の住宅資産です。その資産を今後どう活用していくか、これからの若い世代が担う問題でもあります。まずはどのような背景から「団地」が建てられ、使われてきたかなどを知ることが大切です。そこで、課題のキックオフとして、昨年設立60年(還暦だそうです!)を迎えた、「団地」供給の牽引者であるUR都市機構の方に、団地誕生の背景や60年間の変遷などについてレクチャーしていただきました。

今回講師をしていただいた林新太郎氏は、現在技術・コスト管理部ストック設計チームに在籍されており、団地再生などの事業に携わっていらっしゃるので、様々な団地の事例の話も交えながら、レクチャーしてくださいました。また、昭和30年に作成された団地PR映像「団地への招待」は、当時の生活を知ることができる貴重映像で、とても興味深いものでした。

大学1年生にとって団地とはどのようなものなのか、そしてこの課題をとおして捉え方がどのように変化していくのか、楽しみにしていきたいと思います。

  • UR都市機構の林新太郎氏にレクチャーしていただきました
    UR都市機構の林新太郎氏にレクチャーしていただきました
  • 昭和30年に作成された団地PR映像「団地への招待」は当時生活の様子などがわかる興味深いものです
    昭和30年に作成された団地PR映像「団地への招待」は
    当時生活の様子などがわかる興味深いものです

学生アンケートより

Q「団地」について、どんなイメージを持ちましたか?

Q「団地」レクチャーを聞いた感想は?

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