私たちの旅日記、鎌倉レポート

日本文化学科4年の長野佳菜子です。
私が履修している「日本史演習」では、7月20日に鎌倉の鶴岡八幡宮、鎌倉大仏、そして長谷寺への小さな旅に出かけました。この旅のきっかけは、ゼミの中で読んでいる、江戸時代の庶民の旅日記でした。旅日記で、鎌倉の鎌倉大仏を参詣し、その大きさを正確に記している部分があり、実際に行って鎌倉大仏の大きさを実感してみよう、ということになりました。

では、私たちの旅の様子をレポートしましょう。
巡検当日は、大変天候に恵まれ、夏の太陽の日差しが強い一日でしたが、さすが国際観光地の鎌倉。日本人だけでなく、たくさんの外国人観光客を見かけました。
鎌倉駅から出発し、最初の目的地、鶴岡八幡宮へ行きました。本殿の前には、たくさんの参詣者が、それぞれの願い事をしていました。私たちも、それぞれの願いが成就するように、源氏ゆかりの神々にお願いしました。

  • 鶴岡八幡宮で記念写真
    鶴岡八幡宮で記念写真

次に、旅の一番の目的地、鎌倉大仏に向かいました。はじめて、鎌倉大仏をみた友人は、その大きさに驚いていました。鎌倉大仏は、外から拝見するだけでなく、その内部にも入ることができます。せっかくの機会ということで、中身拝見。大仏の中は、結構広い空間になっており、改めて大仏の大きさを実感することができました。

  • 鎌倉大仏
    鎌倉大仏
  • 内部に入って感激です。
    内部に入って感激です。

最後に訪れたのが、長谷寺です。長谷寺は、奈良県の長谷寺の本尊の観音様と深いかかわりがあることで有名です。本尊の観音様や境内を拝見し、長谷寺の博物館、観音ミュージアムにも見学してみました。ちょうどリニューアルされたばかりで、中には長谷寺の仏像や同寺の歴史に関する、現代的な展示があり、普段目にできない貴重な体験をすることができました。

  • 長谷寺からの眺めは素晴らしい
    長谷寺からの眺めは素晴らしい

今回は、全行程3時間ほどの小旅行でした。この旅では、途中、江ノ電にも乗りましたが、それ以外は自分の足で訪ねる旅でした。この旅を通じて、江戸時代の人びとの旅の気分を少しでも味わうことができたように思います。

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