基礎ゼミII 茶道実習

国際文化学科の基礎ゼミでは、日本の文化に触れるために、毎年1年次の後期に茶道実習を行っています。今年度も10月から11月にかけて、講師の吉田陽子先生をお迎えしてお作法と茶道の手ほどきをして頂きました。

実習は正しい姿勢でご挨拶をすることから始まります。背筋を伸ばして立つことの大切さをまず教えて頂き、身も心も引き締まりました。

次にお茶室へ移動し、正客役の学生がお作法を教えていただきながら、先生の点ててくださったお茶をいただきます。次客以下の学生たちも真剣に同じ動作を真似てみます。

お座敷へ戻り、今度は自分たちでお茶を点てる番です。自分が点てたお茶は向かい側の人に飲んでもらいます。お湯を入れすぎたり、泡がうまく立たなかったり、と小さな失敗もありましたが、楽しくお茶をいただくことができました。

最後に襖の開け閉めを教えていただき、茶道実習は無事終了しました。正座で足がしびれたり、お茶の苦さに戸惑ったりもしましたが、一期一会を大事にする日本の心を味わうことのできたひとときでした。

吉田先生へ感謝の気持ちを込めて、翌週の授業でお礼状を書きました。その一部をご紹介いたします。

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