7月27日(土) 体験授業 国民病・CKD(慢性腎臓病)って 知ってますか?

田中弥生

本学科准教授の田中弥生先生(管理栄養士、NST専門療法士)が「国民病・CKD(慢性腎臓病)って 知ってますか?」というテーマで体験授業を行いました。

腎臓病で透析療法を行っている患者さんは全国で27万人を超え、毎年1万人前後増加しています。また腎臓が悪くなると、心血管疾患の危険因子となることが明らかとなりました。それらを防ぐためには腎臓病の早期発見、治療が大切ですが、その目的として慢性腎臓病( chronic kidney disease: CKD) という概念が定義されました。CKDは尿からたんぱく質がでてしまう腎障害や尿の濾過機能の低下などが持続される状態をいいますが、最近では、高齢、高血圧、糖尿病、脂質異常症、メタボリックシンドローム、高尿酸血症などの生活習慣病もCKD発症の危険因子となることが明らかにされました。CKDの進行を防止又は遅らせるためには、生活習慣の改善が必務であり、中でも適切な食事や禁煙、運動は欠かせません。そこで今回は慢性腎臓病と管理栄養士が実践する食事療法についてご説明いたします。

オープンキャンパス(体験授業) :新着投稿