「基礎ゼミⅠ」の授業紹介 ― 教員インタビュー ―

「基礎ゼミⅠ」は、1年前期の必修科目です。この科目では大学で学ぶための基礎的手技を修得します。読解力や思考力、表現力などを養うとともに、わかりやすく報告するためのプレゼンテーションの技法も学びます。今回の授業では、「教員インタビュー」とその報告会を実施しましたので、その様子を紹介します。この授業の目的は、取材方法やその手順を学び、得られた情報を正確に読み取り理解して、有効に利用することです。

5月7日(木)3時間目の「基礎ゼミⅠ」の授業では、学生4~5名が1グループとなり、健康栄養学科の各教員の研究室を訪ねて30分間ほどのインタビューを行いました。質問内容は、あらかじめグループ内で話し合って決めました。担当授業、研究内容、出身地、趣味、好きな食べ物などについて質問をしたり、1年生へのメッセージをお願いしたりと、グループによってさまざまなインタビューとなりました。1年生の授業を担当していない教員も多いため、これまでに話をしたことがない教員とのインタビューを前に緊張気味の学生も多いようでした。しかしインタビューが終わってみると、「とても盛り上がって楽しかった」、「見かけとは違っておもしろい先生だった」、「研究のお話を伺うことができて勉強になった」と、楽しそうな学生の声が聞かれました。

5月21日(木)3時間目の「基礎ゼミⅠ」の授業では、教員インタビューの内容をグループごとに発表する報告会が開催されました。それぞれの発表に対して相互に質問を行うなど、質疑応答の練習も行いました。この報告会を通じて、各グループが集めた情報を1年生全員で共有することができました。
入学してまだ2か月足らずですが、先生方の素顔や意外な一面などもわかり、これまでよりも身近に感じられるようになったようです。今後の大学生活に役立つ話もいろいろと聞くことができ、充実した報告会となりました。

  • 報告会での発表の様子
    報告会での発表の様子

報告会を終えての学生の感想をいくつか紹介します。

授業紹介 :新着投稿