第11回オープンキャンパス報告

観光文化学類を紹介する第11回目のオープンキャンパスが11月18日に開催されました。国際文化学科観光文化コースで長年にわたって蓄積された指導や活動をベースに、さらに広くさらに深い「学び」を目指して、観光文化学類が来年4月にスタートします。

学生スタッフの2年生一杉つきのさんの自己紹介に続き、加藤学類長から観光文化学類が何を目指しているのか、何を学ぶことができるのか、卒業後にはどんな進路があるのかなどが説明されました。学外で行われる海外旅行研修・国内旅行研修・インターンシップ実習については、担当教員からの説明もありました。

体験授業は張景泰(ジャン・キョンテ)先生の≪「カンコー」の始まり、観光のいま≫です。「観光」の語源から始まり、「観光学」とは何か、そして観光文化学類での学びについて、4択のクイズも交えながら講義は進められました。

東洋の「観光」が観察・視察で見聞を広げるという哲学的な意味をもつのに対し、西洋の “tourism”は円を描く、つまり出発地点に戻ってくるという行動心理学的な意味をもちます。現代の観光は大衆化が進み、自然環境の破壊や文化の侵害など様々な問題を生んではいるものの、「観光は平和へのパスポート」と言われるように将来性のある産業です。観光学は比較的新しい分野ですが、観光文化学類ではその基礎理論、現場での対応から観光の新たな動きまでを学ぶことができます。

平成30年度の入試に向けての体験授業はこれで終了致します。生憎の天候にも関わらず、熱心に参加してくださった皆様にお礼を申し上げます。

12月9日(土)には一般・センター入試の相談会が開催されます。ご参加をお待ちしています。

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