第6回オープンキャンパス報告

観光文化学類を紹介する6回目のオープンキャンパスが7月29日に開催されました。国際文化学科観光文化コースで長年にわたって蓄積された指導や活動をベースに、さらに広くさらに深い「学び」を目指して、観光文化学類が来年4月にスタートします。夏休みに入り、溢れんばかりの来場者で会場は熱気に包まれました。

学生スタッフの2年生千葉沙紀さんの自己紹介に続き、加藤学類長から観光文化学類が何を目指しているのか、何を学ぶことができるのか、卒業後にはどんな進路があるのかなどが説明されました。

体験授業は杉野知恵先生の「ご存知ですか?通訳案内士」です。観光英語に関わる国家資格「通訳案内士」は英検1級程度の実力と同時に日本の地理・歴史・政治・経済・文化などの知識も要求されるので、かなりハードルは高く、合格率は2割程度です。東京オリンピック・パラリンピックまで3年を切り、海外からの観光客がますます増え、通訳案内士の資格を持つ人たちだけでは、ニーズに応えられなくなってきています。そこで、少しでも英語の実力をつけるための方策として、文法、語彙、会話などを強化するインターネット・サイトの利用が勧められました。また辞書なしで読み切ることができるやさしい本も各種紹介されました。最後に会場から参加者を募り、観光客とガイドに分かれて、簡単な英語でやり取りをするカードゲームも行われました。

その後の個別相談では入試についてなど、熱心な質問が続きました。参加者からは、学生スタッフや先生方が優しく、ここで学びたいという思いがさらに強くなったという声も聞かれました。ご参加くださった皆さま、どうもありがとうございました。これからも様々な体験授業を準備しています。引き続きのご参加をお待ちしています。

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