第41回学生設計優秀作品展(レモン展)に出展しました

2018年3月卒業 柳澤沙樹さん(株式会社ミサワアソシエイツ一級建築士事務所 勤務)

2018年5月14日(月)~17日(木)に開催された「第41回学生設計優秀作品展 -建築・都市・環境-(レモン展)※1」に、今年3月に卒業した柳澤沙樹さんが、本学の代表として卒業制作「be a mother… -こども1歳。ママも1歳。-」を出展しました。
4月から社会人になり、新しい一歩を踏み出した柳澤さんに、卒業制作のこと、レモン展のこと、そして仕事のことなどについてインタビューしました。※2
※1「レモン展」は、1978年からレモン画翠が主催する、大学・専門学校建築科の卒業設計から優秀作品を展示する卒業設計作品展です。

卒業制作「be a mother… -こども1歳。ママも1歳。-」はどんなコンセプトですか?

柳澤:現在の日本では3歳児未満の子育ては約7割が家庭のみで行われており、母親が感じる不安感、負担感や孤立感が問題とされています。そこで「乳幼児のいる親子が関わり合う事ができる」、「子育てへの意識を街に広めていく」をテーマに子育て支援施設を計画しました。

レモン展への出展をとおして感じたことは?

柳澤:審査委員長の伊東豊雄さんをはじめ、審査員の方々と直接お話しでき本当に良い経験になりました。学校代表としてレモン展に出展したいと思っていたので、出展できた事が嬉しかったです。

卒業制作を振り返って、楽しかったことや苦労したこと、頑張ったことは?

柳澤:自分の中にある漠然と考えていることを図面で形にしていくところが一番苦労しました。平面プランが思うようにまとまらず、模型になかなか取りかかれずとても焦りましたが、友達に手伝ってもらい、完成した時は本当に安心しました。
また制作途中では、友達同士でまだ形になっていないお互いのプランについて話すのが楽しかったです。卒業制作ではそれぞれが自分の興味のある事を掘り下げているので、普段一緒にいる友達でも、そんな事を考えていたのかなど、新しい発見もたくさんありました。

社会人になって約2か月、仕事はどうですか?

柳澤:あっという間の2か月でした。慣れない事もたくさんありますが、上司や先輩に優しく教えていただいています。いろいろなことを吸収して早く一人前になれるよう頑張ります。

最後に、後輩へのメッセージをお願いします。

柳澤:大学4年間はあっという間なので毎日楽しみながら、たくさん学んで欲しいです。卒業制作では、今までの人生で一番一生懸命取り組んだと言えるように頑張ってください!

※2 本内容は、住空間デザイン学類の前身である住空間デザイン学科の卒業生について紹介しています。

卒業生から :新着投稿