平成30年度第7回 オープンキャンパス報告

人間文化学類 英語コミュニケーション専攻 中野達也

“大切なものを英語で紹介しよう(Show & Tell)”と題した授業を体験していただきました。
“Show & Tell”は、アメリカの学校では小さい頃から行われています。自分の宝物、自分が気に入っている物や写真などを持参し、クラスメイトに見せながら、それについて説明するという活動です。日本の英語教育の場でもよく用いられています。
今回は、本学1年生対象の「英語コミュニケーション入門」という科目で実際に行った授業を再現した形です。橘田先生、プラザ先生、モリス先生に私を加えた4名が、最初に私たちの大切なものについて説明しながら、話し方のモデルを示しました。
そのモデルを参考に、参加されたみなさんがそれぞれの大切なものについて原稿を作成し、その後ペアになって発表しあいました。
英語が好きだという初対面の高校生ペアは、友達からもらったブレスレットや仲のいい友達と一緒に撮った写真を嬉々として紹介しあっていました。思い入れのあるものについて話すときには、いくらでも話したいことが出てくるのですね。これこそが、“Show & Tell”の活動のねらいのひとつです。
今回は夏休み中ということもあり、親子で参加された方も多かったため、親子で発表しあう姿も見られました。中には、“I’m going to tell you about my treasure.  It is a cushion.  My daughter gave it to me.  I’m very happy.”などと紹介されたお母さまもいらっしゃいました。体験授業を通して親子の絆が深まったかもしれません。

次回8月18日は、“「どういたしまして」を、英語で言うと?”と題して体験授業を行います。お楽しみに。

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