第9回 オープンキャンパス模擬授業報告 (英語コミュニケーション専攻) 「Homemadeチョコ?本命チョコ?~空耳について英語学習の立場から考えよう~」

(現)人文学部 国際文化学科 中野達也

9月16日(土)に開催されたオープンキャンパスでは、標記のタイトルで模擬授業を行いました。今年初めにTVで流れていた「homemade」という発音が、日本語の「本命」に聞こえたことによる喜劇(悲劇)のCMを話題に使いながら、「空耳」の例をいくつか挙げました。バスを降りるときに言う”I’ll get off.”が「揚げ豆腐」に聞こえた話には、参加されたみなさんも笑みを浮かべながら聞いていました。でも、英語学習の視点から考えると、空耳は笑って済ませていいものではありません。やはり、英語は英語に聞こえないといけないのです。そこで、空耳の原因をいくつか上げながら、その対策も紹介しました。私が考える最善の方法は、高校で使っている英語の教科書を何度も何度も音読することです。音読することで発音やアクセント、イントネーションなどが身に付くとともに、多様性に富んだ英語表現を自分のものにすることができます。模擬授業の最後には、会場で写真撮影をしてくれたプラザ先生にモデルリーディングをお手伝いいただきながら、日常生活で使える英語表現を3つ練習しました。最初は緊張気味だった参加者のみなさんも、だんだん大きな声が出るようになってきました。最後はニコニコしながら教室をあとにしたみなさんでした。
次回の模擬授業は11月18日(土)になります。みなさんぜひご参加ください。

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