2017年度 海外留学便り No. 5

国際文化学科 2年 佐藤琴乃

ブリスベン留学

ブリスベンに来て2か月が過ぎ、こちらの生活にも徐々に慣れてきました。ブリスベンはクイーンズランドの州都であり、シドニー・メルボルンに次ぐオーストラリア第三の都市です。それゆえCBD(セントラル・ビジネス・ディストリクト)が大変発達していますが、S字のように流れるブリスベン川、緑あふれるガーデンなど自然を感じられるところも多くあり非常に魅力的な街だと思います。※

  • ブリスベンの夜景
    ブリスベンの夜景

私の通っているグリフィス大学の語学コースには、日本、中国、韓国、タイなどのアジア系だけでなく、チリやブラジルなどの南米からも英語を習得しようとする人々が集まり、国際色豊かな学校になっています。DEP(Direct Entry Program)1からDEP7までの7レベルのクラスがあり、私は当初DEP3になりました。15人程度の少人数クラスでリスニング、リーディング、グラマーの3つのスキルを中心として授業が進められていきました。基礎の基礎となる文法から先生が丁寧に英語で説明してくれたので、しっかり英文法を見直すことが出来ました。授業中に先生から出される質問には全て回答しようという意気込みで授業に臨んでいます。授業中に出される課題に対してお互いに必ず英語で教えあいながら取り組みました。そういった努力が評価され授業開始6週目から一つ上のレベルのDEP4で授業を受けることになりました。今までのクラスとは異なり英語のレベルも上がったため当初はクラスの授業についていくのも大変でしたが、それに対応できるように自分でも復習を重点的にやっています。授業中も英和・和英辞書に頼るだけでなく、先生や周りのクラスメイトに分からないことを英語で聞いたり、また英語で聞かれたときにも他の人の助けを借りず英語を使って説明したりするように心掛けています。
ホームステイ先でも英語力を上げるために心掛けていることがあります。それはホストマザーとの日々の会話です。学校では英語を使わざるを得ない環境ですが、ホームステイ先では実際ほとんど英語を使わなくても生活ができてしまいます。ただ、それでは留学の意義がなくなってしまうので、私は日々小さな出来事でも自分の言葉で相手に伝えようと頑張っています。ホストマザーも私のつたない英語を理解しようとしてくれるので今ではとても大切な時間となっています。
ブリスベンでの生活も残り3か月とわずかになり、後悔のない様に行動していきます。心に余裕ができ始めているからこそ、気を緩めることなく残りの留学生活を送っていかなくてはいけないと思っています。

  • ホストマザーと一緒に行ったメルボルン旅行での写真人
    ホストマザーと一緒に行ったメルボルン旅行での写真
  1. ※ 本内容は、人間文化学類 英語コミュニケーション専攻の前身である国際文化学科のカリキュラムについて紹介しています。
    人間文化学類 英語コミュニケーション専攻での学びの参考にしてください。

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