2017年度 海外留学便り No. 2

国際文化学科 2年 及川祐希

私は現在ニュージーランドのオークランド大学付属のELA(English Language Academy)に通っています。授業は月曜から金曜までで、午前クラス(8:15~12:00)と午後クラス(13:00〜17:15)があり、私は午後のクラスにレベル分けされました。ELAは他の語学学校に比べると、休みが少なく、英語を学ぶのにはとてもいい環境です。ひとつ驚いたことがあります。授業で使うテキストは買うのではなく、レンタルするという方式だったことです。
私はGrammarとReadingが苦手なので、初めのうちはテキストを中心に復習しました。慣れてくるとWritingの力をつけるために、友人と英語でメッセージを交換したり、日記を書いたりするようになりました。英語で書かれた基本的な文法書や物語を買い、とにかく英語に慣れるように毎日取り組んでいます。※

授業は、Speaking、Reading、Listening、Writing、Grammarが交互に組まれています。月例テストで、この5つのスキルで8割以上正解すると上のクラスに進むことができます。ペアワークが多いので積極的に自分から発言するようにしています。声が小さいと他のクラスメートに声量負けするので、恥ずかしくても頑張っています。
最初は、クラスに日本人がとても多かったのですが、9月後半になるとかなり減りました。通常授業以外に午前と午後に1回ずつWorkshopというプログラムがあり、興味のあるクラスに自由参加できます。曜日ごとにBusinessやIELTコースなど、色々なクラスがあります。英語のレベルが上がったら参加しようと思っていましたが、台湾の友人に誘われて参加してみたところ、グループやペアワークでの活動が中心なので、SpeakingやReadingの練習にもなることがわかりました。もし、みなさんがELAで学ぶ機会があったら、積極的に参加することをお勧めします。

  • オークランド大学のBook Storeで買った文法書とハリー・ポッター
    オークランド大学のBook Storeで買った文法書とハリー・ポッター

ホームステイ先では、初日から1ヶ月の間はホストファミリーの話すスピードが速く、何を話しているのか全く聞き取ることができませんでした。ファミリーは私が理解できるように気を使ってくれるわけではないので、もし理解できなかった時は自分から聞き返したり、単語の意味を調べたりしています。1ヶ月経つとホストファミリーの話が理解できるようになり、きちんと答えられるようになってきました。初日にホストマザーが、ニュージーランド式のバスの乗り方や入浴の仕方などを教えてくれました。ホストファミリーとの食事は、朝食と夕食だけです。昼食は自分で準備しますが、たまに前日の夕食の残りをお弁当にして持たせてくれます。私のホストファミリーは大いに出かけなさいと言ってくれるので、休日は積極的に外出します。先日は勇気を出して自分から友人を食事に誘いました。主体的に行動すると今度は友人から「明日、暇だったら一緒にマーケットに行こうよ!」と誘ってもらえたりしました。

  • クラスメートと行ったオークランドのNew Marketで開かれたItaliano Festival
    クラスメートと行った
    オークランドのNew Marketで開かれたItaliano Festival

先日、オークランドのMission Bayというビーチに行ってきました。週末だったので賑やかでしたが、日本とはまた違った海の景色を見ることができました。友人から教えてもらった美味しいアイス屋に行ったり、歩き回ってお店を探すだけでも話題ができます。まだ留学生活を始めて1ヶ月と少しですが、環境にもかなり慣れてきました。最初の頃は、日本との習慣の違いや言語の壁に悩みました。クラスメートにさえ自分から話しかけることができず、友人もなかなかできなくて挫けそうになりましたが、今では気の合う仲の良い友人もでき、頑張れるようになりました。

  • 近所の美しいビーチ
    近所の美しいビーチ
  1. ※ 本内容は、人間文化学類 英語コミュニケーション専攻の前身である国際文化学科のカリキュラムについて紹介しています。
    人間文化学類 英語コミュニケーション専攻での学びの参考にしてください。

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