授業内容を録画保存し自由に閲覧ができるシステム

1授業の特定部分を抜き出し
繰り返して閲覧可能

2体調不良で休んだ時などの
補習が容易

本学では、一部の講義を録画して一定期間保存するシステムを導入しています。「講義の特定部分を聞き直して内容を再確認したい」「やむをえず欠席してしまったので授業を受け直したい」、このようなことは、半期15回の授業をこなしていくなかで、誰もが直面することです。そのような、授業の復習や、欠席した場合の補習を目的として、大学では、平成15年から、授業録画のシステム化を進めてきました。

当初は、天井設置の固定カメラで撮影・録画した授業内容を、ビデオテープやDVDに保存し、それを貸し出す方法を採用していましたが、それでは一時に一人の学生しか閲覧できません。そこで現在では、録画内容をサーバーに蓄え、学生が図書館に設置した複数のパソコンで自由に閲覧することができるよう、改良を加えました。これで、録画テープが貸し出し中で使えなかった、という学生の不満は解消されました。ちなみに、図書館の閲覧コーナーは、試験の前になると利用率が急に高くなるようです。

この授業録画システム、学生の学習意欲に応えるばかりでなく、担当教員作成の独自の教科書(自前教科書)と併用することで、学習効率も高めています。ここに、駒沢女子大学独自の学習スタイルを見ることができるでしょう。

なお、この取り組みは、現在、大学のみで行っています。

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